我が青春時代、喫茶店に行くとテーブルに“角砂糖”の入った瓶が置いてあった……、ような記憶がある。
当時(1980年頃)の喫茶店のテーブルは、100円硬貨を投入すると「インベーダーゲーム」に熱中できるようになっていた。
それより時代を遡り、私が子供だった頃は、
壺の中に粒子状の砂糖が入っており、大人たちはそいつをスプーンですくってはコーヒーなどに入れていた。
-・-・-・-・-・-・-・-
想像するに“角砂糖”が世に登場した時、
あの「正六面体の塊」は、
当時の“ナウい”若者たちに「砂糖=顆粒」という既成概念を根底から覆す“シャレオツ”なイメージを与えたことだろう。
-・-・-・-・-・-・-・-
だが“角砂糖”がトレンディな時代は永くは続かなかった。
“角砂糖”に代わって、スティック紙で包装された砂糖が、主流を占めるようになった。
それどころか、「糖分の過剰摂取は健康に良くない」のが常識となった現代は、砂糖自体の消費量が減少の一途を辿っている。
そんな昨今、身近に“角砂糖”を見かけることもとんとご無沙汰となってきた。
“君は二杯目だよね
コーヒーカップに 角砂糖ひとつだったね
捨ててきてしまった 煩わしさだけを
くるくるかき回して
通り過ぎた 夏の匂い
思い出して 懐かしいね
襟裳の春は 何もない春です♪”(By岡本おさみ)
◆写真:角砂糖【ネットから引用】
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
暑くても頑張っ... 2024/09/13 | 蚊のいないうちに 2024/09/13 | ちゃんと、離れ... 2024/09/13 |
気温が 2024/09/13 | なんちゃって 2024/09/13 | 紫陽花が暑さに... 2024/09/13 |
ごつむしさん
返信するこんばんは
そうですか、角砂糖が減っていますか。肥えていることが豊かさの象徴で、肥満も喫煙も正義だった時代でした。今でも、人生を楽しんでいる『正義の肥満』はいると思っていますが。これ、正六面体の辺を1,2mmずつ減らして、『ヘルシーシュガーキューブ』なんて名付けたら、売れそうですね。二個入れたらダメですが。
余談ですが、旧東ドイツでは、砂糖と粉石鹸はいつでも何とでも交換できたので、皆さん地下室に山積みしていました。実家を処分する友人が、『50キロでいいから引き取って!お願い!』彼女の所は、ご主人の実家にもトン単位の砂糖の山がそびえています
おはようございます。ほんと、最近はシュガーポットも見ないですよねー。って言うか、砂糖も質が変わっていませんか。
返信するあと、純喫茶と言うものが絶滅しました。昔は、音楽喫茶もありましたよね。
おはようございます。☀️😃❗️
返信する角砂糖といい喫茶店のインベーダーゲームといい、まさに昭和ですね。ふと、🎵水割りをください~というメロディが頭をよぎったのですが、何の曲だったのでしょうか?
皆さんコメントありがとうございます。
返信する時代と共に色んなものが変わってしまいました。
時代に乗り遅れたオッサンは昭和を思い出し懐かしみます。
堀江淳の「メモリーグラス」ですね。
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。