今日は、午後から温かく日向ぼっこしながら、小鉢の草取り。
お気に入りの小鉢の椿『玉之浦』が、また、咲いています。
数本、貰われていきましたが、まだ、残っています。
残り物のひとつ、これは【懸崖仕立】にします。
品よく、枝数を増やし、低く育てる予定です。
福江島玉之浦町の野生のヤブツバキ林より発見。
濃い紅地に白覆輪の一重、ラッパ咲ですね。
遅く咲く花や多肥にすると、この白覆輪が狭くなり無くなります。
この椿との交配種には、「玉」という字がついています。
華道家の亡き安達瞳子さんも育てられ、愛好の品種だそうです。
彼女の英国での【生け花】文化講演会で、「日本人は生きた花を切り、花瓶に生けるなんて切腹の文化じゃないか?」と質問された。
返答に少し迷ったが、切る時「御免なさい。と心の中で謝る。」と答えたそうです。
椿は歴史と交雑や突然変異でたくさんの品種が生まれていますが、その花だけでなくその文化を少しでも多くを知りたいものですね。
写真1 将来は、【懸崖仕立】の椿に仕上げます。
写真2 『玉之浦は、』いつ咲いても可愛い、五島列島の野生椿。
写真3 添えは、ミニ盆栽で株分け『螺旋藺(ラセンイ)』です。
※私どものそだレポ 「暖衣飽食の藪ツバキ2018/03/26
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おはようございます。
返信する玉の浦、お綺麗です。うちのは、まだ咲きそうもないです^^;
他のも、雲竜以外はまだ咲かなさそうです。
今年は雪が多かったので、しょうがないかな。
楽しみは後に取っておきますw
玉の浦には、原種ならではの野性味があって、懸崖が良く似合うと思います。添えの螺旋藺も素敵です。
流石です。
ぶんぶん55 さん おはようございます。
藪椿やその変異種も、肥料は少ない方が初夏(6月)に花芽も出来て分かりやすく、育てやすいですね。
環境に寄り添った盆栽づくりが出来れば最高ですが、水・用土・光などを考えて育てないと私ども自身は、まだまだ良い盆栽家とは言えないですね。
施肥も大切ですが、水やりは植物の基本ですが、「乾いたら遣る!」だけのフレーズだけでは、都市部の異常気象に対処できないと考えています。
2年間、『雲間草』の【夏越し】が出来ましたが、今年はダメだったので少しクヤシイですね。
meikaさん、我が家の玉之浦は年々赤に白覆輪じゃない花が多くなっています。
返信する全く肥料を与えていないのに、何故でしょうかね??
近くにイチョウの木があって、ギンナンや落ち葉のせいで肥料を与えているのと同じ状況になっているのかな?
今では玉之浦っぽくない花の方が多くなってしまっています。
ガンド猫 さん こんばんは 基本的には、
【遅く咲く花】や【多肥にする】と 、この白覆輪(変異)が狭くなり無くなります。
あと、考えられることは、古木になると【原種返り(先祖返り)】をするのではないかと思われます。
この考え方も、老化・老木により原種返りして、元の紅一色(椿の色は赤色でなく紅色と表現)になりますね。
一度、この『玉之浦』の枝を梅雨時に切り、挿木を試案してみて下さい。挿木苗の2,3年後は、
きっと、白覆輪のかわいい花が咲くと思いますが。
その通りにならなかったら、御免なさいね。
これは私どもの体験による誤った考え方かも知りません。
植物の【先祖返り】も、この変異種の椿が生き残るための知恵のひとつだと思っています。 清重meika 20220217
ありがとうございます。
返信するとても参考になりました(^^)
玉之浦を植えた場所は、栄養が豊富な土壌なので先祖返りの可能性が高そうです。
あまり成長が良く無い植物も、この場所に移植すると大きく元気に育つので、我が家では『植物の保養所』みたいな扱いをしている場所なんですよ(^_^;)
玉之浦も大きくなっちゃって、今では移植が難しいです。
挿して、新たに別の場所に育てるしかないですね・・・
こんばんはんは ガンド猫 さん
【私どもの楽しみ方】
小さな素焼き鉢に、梅雨時に挿すと発芽発根して、机上にても1輪咲かすと、かわいい小盆栽になりますよ。
この花の白い覆輪が、化粧鉢に容れるともっとかわいく「生画」になりますね。
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