リンゴ属『姫美好』の青果と挿木苗の【鉢上げ】。｜園芸日記bymeika｜みんなの趣味の園芸

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　梅雨前線は、少し北上で近畿地方も梅雨入り宣言。
この線上に低気圧が出来ているためか、新大阪の街は小雨。
今夏は雨量も少なく、猛暑になりそうである。

もう少し降って頂かないと、果実類もおおきくならないよ。
降り過ぎても困るのが、最近の降雨事情ですね。
今日は、ご存知の様に『カイドウ』と『姫リンゴ』の交配園芸品種の『姫美好』の挿木苗の鉢上げ作業でした。
このリンゴ属の交配種はいい組み合わせの盆栽用りんごだと思っています。
一度、この樹に日本人が好みの生食用のりんご種を接いで挑戦したいですね。

写真１　人工授粉後の実海棠『姫美好』の青果。【摘果】せずに今年は、鈴生りのルビー色熟果の鑑賞を楽しみます。

写真２　「実先が尖っているのが特徴ですね。」
写真３　『姫美好』の挿木苗の鉢上げ。【種蒔き】でも簡単に殖やせるのです。実カイドウの中では大きめの果実ですね。

※日記歴
20191104日記　『姫美好』はルビー色の楕円球
20191117日記　『姫美好』の採り蒔き。
20200310日記　芽が出ました！カイドウ『姫美好』と『西洋グミ（大実苗代グミ）』
20200331日記　小盆栽『姫ビコウ（姫美好）』も咲いたよ！
20200703日記　実カイドウ『姫美好』挿木に挑戦！
20200703日記　播種苗、海棠『姫美好』の鉢上げ作業
2020016日記　いいね！この姫リンゴ『姫美好』、小盆栽にお勧めです。
20201112日記　『姫美好』の整姿と秋の『櫨』
20210302日記　「あれ？　ないじゃないか💘」
20210810日記　大好きな実カイドウ『姫美好』の針金掛けと追肥2
0220117日記　実カイドウ『姫美好』も大好きなリンゴだ！

【考察】
バラ科リンゴ属のカイドウやズミは挿木や実生で殖やせるのだ、そしてある程度の年数で開花結実をするのだ。
ところが、姫リンゴ（アルプスの乙女を始め、クラブアップル、クッキングアップル、バレリーナツリーなど）も、生食用リンゴも種蒔きや挿木では、１５年かかっても開花結実もしない。歴史的に見て欧米では最初は、調理用りんごであった。
　すなわち、生食用は種からでは中々花が咲いてくれないのだ。
突然、咲いてくれると有難いのですが、「ホント、有り難い花」なのだ。これが生食用日本人向きリンゴの本当の特記すべき特徴かもしれないです。
「何時か花が咲けば、簡単に実が留まるのにね。」
★「桃栗三年柿八年　りんごニコニコ25年」ホントだね？


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