ひめぴょんさんの園芸日記

「至福の園芸 (生活人新書)」江尻 光一

2022/08/27
「至福の園芸 (生活人新書)」江尻 光一 拡大 写真1

「至福の園芸 (生活人新書)」江尻 光一、NHK出版、2008年発行
園芸は「この上なく奥深く、やりがいのある趣味」という江尻さんの植物への愛を感じる本。植物という生き物を通じて得られるものは計り知れないなあと思います。以下は文中引用とミニ感想です。
家庭の園芸は植物と人が関わり合うことで生まれるさまざまな感動を第一の目的とすべき。
植物の恵み(食物や観賞用として)のみを利用するばかりで、同じ地球上の生き物として接することは少ないのではないか。
はかなさを備えているのが植物という生き物であり、そこに巡る季節感や、喜びや淋しさといった人の感性に触れるよさがある。
その植物の好みを理解しようとせず、自分の考えを相手(植物)に押し付け、自分に都合の良い育て方をすると失敗する。
相手とある距離をおきながら、これを見つめることで、失敗の原因がわかるようになる。
「咲かせよう」と考えず「咲いてもらう」といった一歩退いた考え方が有効。→人間関係にも有効だと思いました。
植物という生き物を相手にしていると「四季」という感覚が身に付いてくるようになる。
園芸に関する考古学的考察があまりないのが残念と。
植物という生き物は、与えられた環境と条件の中で、何とか自分の生活を続けようとがんばる性質を持つ生き物。→確かに、そう感じます。我が家のような環境でも大きさは小さくとも適合してたくましく生きている植物の強さを感じます。最初はうまくいかなさそうに見えても数年するとなじんでくるものも多いです。

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みんなのコメント(2)

こんばんは😁
江尻さんランの栽培のお話をされるときに、ランが本当に好きなんだなあと感じました。
あと柳宗民さんも味があり良かったです。
人柄の良さもでてたように思います😁

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コメントありがとうございます。TVがないので良く知らない方ばかりですが、柳宗民さんも凛ちゃんさんのコメント気になったので書籍があればと思い、図書館で探してみて予約してみました。

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