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ミディー胡蝶蘭を2019年に買ってきて毎年咲いていたが21年...

解決済み 2023/07/25 15:28

ミディー胡蝶蘭を2019年に買ってきて毎年咲いていたが21年葉が16枚を境に葉が黄色くなり落葉し8枚までになったので今年5月に3号鉢から4号鉢に鉢増し、培養土から
ミズゴケに変えた。しかし花の数も今までで一番少なく鉢の中の緑だった根が黒くなりまったく元気がなく植え替え後に葉が1枚増えたが、2枚落ち今も黄色くなり始めた葉が1枚ある。置き場は日の当たる窓辺、水は中まで乾いたら冷たくない水をたっぷり、枯らさないためには、どうしたらよいでしょうか。
よろしくお願いします

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まず過去のこととはいえ、勢いが落ちた胡蝶蘭を鉢増しすべきではありませんでした。
胡蝶蘭は大概鉢植えで売り買いされていますが、もともとは着生植物で、土(植え込み材)で旺盛に根を張って育つということのないものです。根詰まりで成長が止まるより、過剰な水分で根が傷んで成長が鈍ることのほうが多いかもしれません。
そしてある意味恐ろしいことに、ダメージが顕現するまでの期間は数カ月から数年に及び、その間に株の養分だけで花を咲かせてしまうこともあるほど我慢強い植物でもあります。

文面以上の状態がわかりませんのであまり事細かには申し上げられませんが、鉢の中で腐ってしまっているような根があるならば腐敗が他の根へ広がる前にその根を切り落として、清潔な植え込み材に植えなおすほうが良いかと思います。
この季節の植替えはリスクでもありますが、緊急避難となる場合は仕方ありません。

あくまで転がり落ちないために根を支えさえ出来れば良いので、大きな鉢よりも通気と水はけを優先して小さな鉢に収めるようにしてやってください。
私は水苔を使わないのですが、水苔で植えるのであれば鉢は通気性のある素焼きで底穴の大きいもの、水苔はテニスボールほどのしっかりとした固さにして乾きを早くさせます。
なお、根腐れ対応のためであれば、むき出しで鉢に入れこむだけの方もおいでですし、それで十分回復するそうです(私は自信がなくそこまで思いきれません)。

植替え直後は暗すぎない日陰に避難させ、通常の水やりをせず、霧吹きなどで株周りの湿度を保つ管理をします。
回復しても、森林性の植物で直射日光は苦手ですから、明るさは確保しても日焼けはさせないようにしてください。葉にダメージを負うと養分も水分も失われますし、そこから感染症になる場合もあります。

3
質問者からの返信

回答ありがとうございます。初心者の私には、大変役に立ちました。
また投稿することがあると思うので宜しくお願いします。

2023/08/07 20:59

写真が無いので推察になりますが、下葉が落ちたのであれば根が傷んで吸水出来なくなり、余計な蒸散を減らすために葉を減らすと同時に、古い葉から水分を補給したために落葉したことが考えられます。21年までは元気だったとのこと、培養土と書いておられるのは樹皮を刻んだバークチップのことと思われますが、二年間の間にバークが土に還り、元々着生植物で土に植えられることが苦手な胡蝶蘭の根が一緒に傷んだのではないかと想像します。

日本では東洋ラン栽培の伝統から、胡蝶蘭をミズゴケで植え付けることが多いですが、着生蘭であるコチョウランの性質を考えると、従来のミズゴケ栽培は適していない上に、冬季は素焼き鉢が根を冷やして根腐れさせてしまいます。

コチョウランは高温多湿の熱帯雨林の大木に普通葉っぱを下にして着生します。木の頂上よりもすこし低い所で、大木の木漏れ日がチラチラ当たる程度を好み、また空中の湿気で光線が分散されますから、遮りのない直射日光は好みません。根は空中を自由に舞い、空気中の湿気を吸収します。熱帯雨林のスコールは激しく降って直ぐに止みます。水分を得た根は、すぐに乾きます。この根がすぐに乾く、というのがコチョウラン栽培では最重要です。ミズゴケで植えた場合、一度水をたっぷり与えたら乾くまでに時間がかかり、次の潅水まで完全に乾くまで待たなければなりませんから、極端な乾湿を繰り返すことになってしまいます。葉っぱを下にするのは、葉の付け根の成長点に水が溜まらないように進化したためです。そして、着生した場所の条件次第で葉を長くしたり、葉っぱを扇型に広げたりして、少しでも多く日を浴びようとするなど、小さな進化や変化があります。

根が黒くなってしまったとのこと、これは根腐れが進んでしまったようです。正確には、根の周りに付いた肉質のヴェラメンという部分です。コチョウランはここに水分を蓄え、この部分でも光合成をします。水を吸う実際の根は、このヴェラメンで包まれている、白いタコ糸のような芯です。芯まで黒くなっていたら、その根は完全に腐っていますから、切り落とします。

これ以上調子を落とすのを傍観せず、新たに植え替えた方が良いと思います。今黄色くなり始めている葉は、コチョウランが水分や養分の補給に使っていますから、完全に乾いて落ちるまでは無理に取らないで下さい。どうしても取りたい場合、葉の中心の脈に沿って縦に裂くと、付け根まで完全に取れます。刃物は使わないで下さい。

私はコチョウランは全て透明のコチョウラン用鉢とバークで植えています。コチョウラン用鉢は上げ底になっており、底にもザルのような穴が沢山開いているので、根周りの通風が普通の鉢よりも良くなっています。また、上げ底なので植え込み材が少なくて済む分、根の乾きが早いです。透明なので根の光合成を妨げず、外から根の状態が見えるので、管理がとても楽です。根が緑色の間は水を与えず、白く乾いてから汲み置きの生温かい水に数分浸けるだけです。液肥が必要な時はこの水に混ぜます。
こんな感じの鉢で、12個で14€、一つ180円ほどになっていました。日本国内で流通しているかは把握しておりませんが、食品容器で代用できると思います。
https://www.amazon.de/Orchideent%C3%B6pfe-Pflanzt%C3%B6pfe-Z%C3%BCchten-Orchideen-Kunststoff/dp/B07ZKK875S/ref=sr_1_8?keywords=Orchideentopf%2Btransparent&qid=1690292672&sr=8-8&th=1

救済にも色々な方法があるようですが、ミズゴケを落としてみて、残せそうな根が一本も残っていない場合、腐ったヴェラメンを剥がしてみて下さい。スカスカになって簡単に外れる場合や、ズルズル剥ける場合があります。もし中の芯が白かったら吸水はしますから、この部分だけを水に挿して水栽培することも出来ます。他の部分が水に浸からないように留意します。周囲を高湿に保ち、暖かい時期でしたら三週間もすれば新しい健康な根がポチポチでてくると思います。新根がある程度伸びるまで水栽培を続けますが、根が伸びるにしたがって水量を減らし、根の先端がわずかに水に浸かるか浸からないかの水量に調整します。

根が伸びたら新たに植えつけますが、最大16枚の葉っぱがあったということは、株元の古茎が相当伸びていると思います。この部分は必要無いので、折り取ってしまって下さい。刃物では中々切れませんが、簡単に折れます。園芸店でプロが植え替えている手順を見学しましたが、折った後をライターで炙っていました。そこまでしなくても、植え替え直後、傷口が乾くまで二日間は潅水しません。

質問者からの返信

回答ありがとうございます。株元の古茎の事も誰かに聞こうと思っていたので
大変助かりました。透明の胡蝶蘭用鉢も知らなかったので探して至急取り掛か
かろうと思います。写真も無いのに、まるで見ているような回答に驚きました。
蘭は、難しいと聞いていたので人生の最後に育てて見たいと思い、ガンが見つかった後に買い、枯らしたくない思いで投稿しました。本当にありがとうございました。

2023/08/07 20:54

先に書かれている方々のおっしゃる通りですが、初心者目線で補足です。

鉢増しがまずかったのですが、胡蝶蘭の根を鉢に上手く入れられず鉢を大きくしていまいがちだと思います。私も何年やっても、根っこを折ってしまいそうで怖いんですよね。
でも、植え込み材が増えると、乾きが遅くなり根腐れしやすくなります。発泡スチロールに水苔をまき、株の真下に入れて根で抱き込むようにして、さらに水苔で軽く包み、鉢に入れ込むと、鉢が多少大きくても植え込み材を減らすことができます。
植え込み材の節約ではなく、水やり後確実に乾燥させる必要があるためです。

また、水苔を使用して、鉢は何をお使いでしょうか?
素焼き鉢ならよいのですが、プラ鉢だと乾きません。水苔の場合は乾きやすい素焼き鉢が必須です。
バーク植えでしたら、プラ鉢で大丈夫です。

あと、胡蝶蘭に直射日光は良くないです。
症状は、葉焼けではないと思うので大丈夫かとは思いますが、弱っている時は特に避けて下さい。

質問者からの返信

補足の回答ありがとうございます。初心者の私にとって、とても参考になる補足
回答ありがとうございました。

2023/08/07 21:04

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