いつもお世話になっています。盆栽(ミニチュア植物)について教えてください。
・なぜ盆栽の木は大きくならないのですか?
・なぜ盆栽は少ない土でも生きられるのですか?
去年の秋、マンションに生えているケヤキの木からベランダに吹き込んできた落ち葉をよく見ると種がついていることに気がつき、盆栽のようにミニのケヤキを育てられないか?と育てることにしました。
盆栽といえば浅い鉢ですが、まずは育てないといけないと思い、普通のビニールポットに入れているのですが、
そもそもどうやったら盆栽サイズに樹高がおさまるのか分かりません。
地上と地下は合せ鏡のような関係という話を聞いたことがあるので、鉢を浅くして根を深く伸ばさないでいると樹高も高くならないのでしょうか…?
しかしその場合、普通の植物の育て方では根が窮屈だとよくないと言いますよね…
なぜ、盆栽は少ない土でも長いこと生きていられるのでしょうか?
普通の植物の鉢植えと、盆栽のようにミニチュアの作り方の違いが分かりません。
最後に、ケヤキはYの字の形に育てるとよいらしいですが、葉が5枚くらいになったところで2枚くらい残してカットするというのを読んで切ってしまったのですが、最初の枝分かれの枝はYを形作るためには長く伸ばすべきだったのでしょうか、、(やってしまった…?)
写真では2本の枝のうち片方をちぎったところです。
このあと残りもちぎってしまいました、、
よろしくお願いします。
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みんなの回答(5)
長く育てるものについて人の記憶はあいまいですから日記に書きとめることをお勧めします
>なぜ盆栽の木は大きくならないのですか?
技術で大きくしないのです
>なぜ盆栽は少ない土でも生きられるのですか?
そのために日々お世話をします
>よく見ると種がついてい・・・
良い出会いがありましたね
>どうやったら盆栽サイズに樹高がおさまる・・・
剪定や芽摘み、葉狩りを駆使して小枝を作っていきます
>普通の植物の育て方では根が窮屈だと・・・
技術と絶え間ないお世話でカバーします
>普通の植物の鉢植えと、盆栽のようにミニチュアの作り方の違い・・・
盆栽は自然を模したものですから鉢の中央には植えませんしシンメトリー的な樹形も嫌います、小さくても大きく見せるこれも技術です
>ケヤキはYの字の形に育てるとよい・・・
決まりはありません、公園や野山の自然樹形を模倣すれば自然と盆栽樹形になります
>このあと残りもちぎってしまいました、、
すーっと天に向かって真っすぐに伸びた樹形を直幹、色っぽくくねった樹形を模様、箒に似た樹形、ご自身で決めた樹形に沿って幹と枝を作っていきます
>ちぎったところ・・・
ここで幹が曲がります、この曲がりを生かすか針金で矯正するかは紅茶花伝さんが決めることです
ケヤキには親から受け継いだ幹や枝の特性がありこれに逆らうと後々苦労します
よく箒にしたいという方がいますが性がいいと勝手に箒になりますが性が悪いと箒にはなりにくいです
幹枝の次は根張り作りがあります、植える時は主根を切りなるべく四方に根が広がるように植えます
最終的には根も取り木などで整形できますが先のはなしです
樹が古くなると肌が荒れるもの、ツルツルのものなどこれもその樹の特性です
一般的には荒れた肌のほうが古樹にみえるので好まれますが、好みでもあります
沢山書きましたがまだ小さいのでどうにでもなります、色々な可能性を秘めた若木ですから楽しんでくださいね
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アバンギャルディさん
2024/06/08 19:32回答ありがとうございます!
大きくて手に負えない樹木でも、鉢で小さく育てられるのは魅力で(可愛いですし)興味があったのですが、なかなか調べてみても盆栽の手入れのことは書かれていても、どうしたら盆栽のように小さいまま育てられるのか?
逆に何をしてしまうと大きくなってしまうのか?
もしかしたら当たり前のことすぎて触れられていないのかもしれませんが普通の鉢植えとの違いが分かりませんでした。
(この前観た趣味の園芸の盆栽の回でも、素人の自分には手入れ以前の「盆栽とは…」みたいな部分が謎なのです)
アバンギャルディさんの「技術」という回答を読んで感じたのは、「こうやったら」みたいな一朝一夕に一言で言えるようなポイントはないのかな?と思いました。
親から受け継いだ性質、というお話では、木が伸びたいように伸ばしてあげるのも良かったかなと思いました。
こうしなくては、ということにとらわれず、いろいろチャレンジしてみようと思います!
詳しい説明ありがとうございました。
アバンギャルディさんが詳しく書かれているので
少し補足しますね
小品盆栽(概ね20cm位まででしょうか)ならば小さい鉢で仕立てていきますが
普通の盆栽となるとなかなか大きくならないので
地面に降ろして速く木を大きくするという事
ベランダでは普通に鉢植えにしてという事もあります
剪定を繰り返しながら幹を太くし
骨格を作ってから盆栽用の鉢に上げる方法です
鉢に上げてから細かい枝や八方根張りを仕上げていきます
これからどのような形にしていくのか楽しみながら育ててください
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のたさん
2024/06/08 19:34なるほど、種から育てた苗を鉢あげすると成長が良くなった経験があります!
広い場所で育つほど成長が早く、また大きくなるということでしょうか。
本格的な盆栽に、というよりはただ小さいまま育てたいという感じなのですが、我が家のベランダの環境が風が強く、柔らかい草花はいいのですがマーガレットの鉢などはよく転がってしまうので、盆栽のような広くて浅い鉢であれば都合がいいのでは?と思いました。
しかし、いきなり浅い鉢よりは、しばらく小さめの鉢で育てようと思います。
幹が太くなるとミニチュアの木な感じが増しますね~
まだ赤ちゃんなのでそこまでいくにはだいぶかかりそうですが、まずは葉がフサフサになることを目指します!
具体的な育て方を教えてくださり参考になりました。
回答ありがとうございます!
追加補足です
苗の小さいうちに直根(主根)を半分か3分の2位切り落としてください
側根を張らせて浅鉢に入るように
また根張りを良くするためです
大きくなってからでは主根を切り取るとダメージが大きいので難しいです
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のたさん
2024/06/08 19:36追加情報ありがとうございます!
根については、ビニールポットへ移植したときに太い根は半分くらい短くしたのですが、双葉までの距離が長く(徒長?)背を低くしたかったので、少し幹を埋める感じで植えました。
もし土に埋めた幹から根が出たら、下の部分は切り詰めて短くしてしまおうと思ったのですが、大きくなってからでは切るのは良くないのですね。
しばらく育ててみて早めに根を確認してみます。
もしマズそうだったら浅い鉢はあきらめて、小さい鉢で育ててみようと思います。
追記
盆栽は小さな樹を大きく見せるわけですから葉の小さい樹種が好まれます
また、例えばケヤキなど大量に種を蒔くと時として葉の小さい苗を得ることが有ります
同じ樹種の中に芽の伸びが極端に遅い、節間が短いなど盆栽樹として好まれる性を備えたものが出現します
こういうものは、例えばエゾ松は発見者の名前を冠して笹野性や佐藤性といって区別されます
葉が小さい山モミジに、「長良川もみじ」があります、此方は地名が付いていますね
屋久島の厳しい環境に順応した小型の植物が多数あり屋久島xxと呼ばれます
琴姫モミジ、清姫モミジはイメージから付いた名前でしょう
こういった特性を備えた樹種の総称として八房という名前も使われます
八房五葉松、八房トショウ・・・
盆栽には「神」や「舎利」と呼ばれる症状があります
樹の皮が剥がれ中の材がむき出しになった状態でもともとは落雷などでダメージを受けた樹がそれでも生きているという姿ですが、自然にできることは稀で人工的に加工する方も多いです
枝が欲しい所にない場合などは接木や根接ぎも行われます
盆栽は針金掛けなどの技術だけではなくハサミ、矯正具など様々な道具も使われます
盆栽用の如雨露は100均でも済みますが、目の細かい柔らかな水流のものを求めると5万円以上します(銅製竿長盆栽如雨露)
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アバンギャルディさん
2024/06/08 19:40興味深いお話ありがとうございます。
大変面白いですね。
調べていてケヤキにも何種類かあって、盆栽に向いた葉の小さい品種もあるというのを知ったのですが、手元で育てているケヤキは一般的な大きくなるケヤキと思いますが、そういった中でも葉が小さめだったり個性があるんですね。
私が子供の頃、祖父がサザエさんに出てくる波平さんのような感じで板を渡した棚の上にたくさんの盆栽を育てていたのですが、あのときにどんな姿があったのかよく見ておけば良かったなと今更ながらに思います。
盆栽の良し悪しはまったく分からない素人ではありますが、自分なりにいいと思う形になるといいなと思いながら育てようと思います。
都内にお住まいなら、上野グリーンクラブに行ってみると良いと思います。https://bonsaikumiai.jp/greenclub/
常設店では鉢や用土、苗木等も販売(園芸店より格安です)されていますし、お店の方のアドバイスも勉強になります。
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レプトさん
2024/06/09 12:54上野公園にこんなところがあったのですね!
見てみるだけでも楽しそうですね。
機会があったらぜひ寄ってみたいと思います!
情報ありがとうございました。