球根ベゴニア(サマーウイング)の葉っぱの斑点について、対処方法をアドバイスお願いします🙏
2週間前までは順調に開花していたのですが、7月に入り、たくさんの葉っぱに黒い斑点が広がりましたので、黒星病かなと思い『ベニカXファインスプレー』を散布し様子を観察していたのですが、葉っぱがポロポロ落ち始め収束の気配が見えません。梅雨入りし、雨が降る都度軒下に移動できておらず、過湿が原因で真菌が発生したものと想定しております。現在は軒下で保護観察していますが、黒い斑点の出た葉っぱは全てカットしたほうがよいでしょうか?新しい葉っぱは株元から生えています。
【撮影】大阪府
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みんなの回答(1)
ドイツ北部の私の所では、球根ベゴニアは全く手がかからず、何十年も育てています。添付写真のように公園の植栽に地植えされているくらいです。簡単な上に華やかな花が咲くので、園芸入門はまず球根ベゴニアです。
日本では高温多湿で育たないと言いますが、原産地も高温多湿の亜熱帯・熱帯で、高温多湿には強く、球根ベゴニア本来の性質は、むしろ日本の気候の方が合っています。高度に交配を繰り返した園芸品種は、一時的な乾燥に耐え、冷涼低湿のアルプス以北のヨーロッパでも育ちます。
球根ベゴニアの理想温度は20~38℃! 許容範囲は0~43℃になっていました。一番良く育つのは23~25℃です。近年の温暖化で、当地でも40℃をかすめることもありますが、それで球根ベゴニアが弱ったとか、枯れたということはありません。『頑張ってね!』と声をかけ、日陰に移動するだけです。ドイツでは、どんなに暑い日でも夜温は20℃以下に下がりますから、植物も夜の間に一息ついて、回復します。
東京と行き来して感じるのは、夜温の高さです。都市部でも畑や屋敷林などが残っていた4、50年前と比べ、コンクリートばかりになりました。昼間の熱気を蓄えた建物や、駐車場のコンクリート、アスファルトが、夜も熱を放射し、エアコンの室外機が熱風を排出し続けますから、当たり前ですね。『夕涼み』という言葉も死語になりつつあります。
日本のサイトにある『球根ベゴニアは冷房が効いた部屋でしか育たない』というのは大げさです。暑さには相当強いです。ただ、都市部で夜温が下がらない場合、真夏の夜だけ室内に取り込んでも良いと思います。
日本のサイトの育て方では、判を押したごとく『乾いたらたっぷり潅水』になっていますが、これは球根ベゴニアには通用しません。土は常時軽く湿らせておいてください。乾燥も苦手、一度に大量の潅水も苦手です。細かい根が乾燥したら、その根は枯れてしまいます。また、停滞水でビショビショでは根腐れしますから、鉢底石をたっぷり入れます。元々森の植物ですから、腐植質の多い肥えた土が要ります。私は中華鍋型をした、底の内径が小さい鉢を使っています。寸胴の鉢と違って容積が小さく、根腐れの恐れが無くなります。
褐斑病の可能性がありますが、これは少量でしたら放置出来ます。雨ざらしにすると広がってしまうので、罹った葉っぱは取って下さい。私は薬剤を使ったことが無いので、薬剤については詳しい方の回答を待って下さい。下から新芽が沢山出ていますから、今の葉っぱが落ちても大丈夫です。ただ、秋の開花に間に合うかは判りません。本来長日植物のはずですが、11月でも咲きます。家では葉茎が凍ったらシーズン終了です。
ヤシ繊維の乾きやすい鉢をお使いですが、乾き過ぎは禁物です。葉っぱも薄く、縁が枯れているので、乾かし過ぎに見えます。『乾いたらたっぷり潅水』は忘れて下さい。亜熱帯のジャングルの植物です。高山に生える山野草ではありません。
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