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ペンデンスについて 室内で育てており、窓際の直射日光が当た...

解決済み 2024/08/16 16:57

ペンデンスについて

室内で育てており、窓際の直射日光が当たらない角に置いていました
月に一回水をやり、穴が空いていない容器なので容器を傾けて余分な水を外に出しています
また、3日に一度くらい葉水をしています

徒長は日照不足だと思い、もう少し日光が当たる場所をようやく準備できたので引っ越しさせようとしていますが、現状のケアとしてできることについてご相談させてください。

①徒長した部分は全て徒長した箇所の根本から切ってしまって大丈夫でしょうか?触って落ちる葉もあったので、このままハゲないか心配でずっと切れていません…
②徒長した葉も土に植えたら成長したり増えたりしますか?結構伸びてしまってちょっと愛着が湧いているので捨てずに育てたい気持ちがあります…
③写真の容器だと狭いのでしょうか?植え替えた当時はもう少し小さくて密集していたのですが、少し伸びたのと段々広がっているので、徒長を切った後も少し狭いのでは、植え替えるべきかと悩んでいます

※ちょっと埃がついている状態の写真ですみません… ペンデンスについて

室内で育てており、窓際の直射日光が当た... 【撮影】東京都

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先ずこの植物は屋内での栽培は出来ません。割と水が好きですが、土が乾いたら鉢の底から水が大量に出るまで与える、次に水やりはまた表土が乾くまで放置します。葉水などのオママゴトは殺すようなものなので中止します。

夏場はベランダなどに出しますが、寒さにはやや弱いので、凍らせない様にします。
用土は、硬質赤玉土小粒単用で普通に育ちます。
肥料は要りません。

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質問者からの返信

沢山の情報をありがとうございます!正式名称も知らず、知識不足でお恥ずかしい限りです…
ただ私のマンションはベランダに物を置けないため、できるだけ窓際で屋外に近い環境で育ててみようと思います。
垂れ下がるタイプということで、広がってきているのもそのタイプだからかなと思いました。
本日まずは穴のある容器に植え替えましたので、水やりの方法も変えてみます!

2024/08/16 22:45

コチレドン・ペンデンス
ベンケイソウ科 (APG IV) / コチレドン属
Cotyledon pendens van Jaarsv., 2003

コチレドン ペンデンス Cotyledon pendens van Jaarsv., 2003 は 、枝と花が垂れ下がる珍しい多肉植物で、東ケープ州のムバシェ川沿いの断崖にのみ自生しています。ハンギング バスケット、岩場、テラスに最適です。


説明
枝分かれの多い多肉質の低木で、茎は密集し、カーテン状に垂れ下がり、茎の長さは最大 600 mm になります。根は繊維質で多肉質ではありません。茎は初めは柔らかくたるんでおり、直径 ± 2 mm、白っぽい緑色 (粉状の花による) で、節間の間隔は約 7-15 mm です。茎と葉には初めまばらに腺毛が生えていますが、成長するにつれて無毛になります (無毛)。葉は密集していることが多く、非常に多肉質で、対になって垂れ下がり、葉身 (葉身) は楕円形から楕円卵形 (卵形) です。葉柄は短いです。花序は枝の先端で生じ、枝分かれして垂れ下がり、長さ 50~90 mm で、最大 4 個の花(1 個だけの場合もあります)が付きます。花茎は長さ約 8~18 mm、直径 2 mm です。花は鐘形で、オレンジがかった赤色で、40~45 × 12~13 mm で、中央がわずかに膨らんだ円筒形の筒があります。裂片は広がっています。10 本の雄しべは 2 つの輪生で生じ、黄緑色で長さ 18~20 mm で、下側 3 分の 1 で筒状に融合しています。葯(雄の部分)は球形で、黄色い花粉があります。開花時期は真夏です。

保全状況
コチレドン・ペンデンスは希少種であり、狭い地域に限定された生息地に特化しています。

分布と生息地
コチレドン・ペンデンスは、東ケープ州(旧トランスケイ地域)のムバシェ川沿いの断崖絶壁にのみ生息することが知られています。ムバシェ川は東ケープ州のドラケンスバーグ山脈に源を発する大河です。この地域の植生は主に草原で、この植物が生息する深い峡谷の下部は、密集したイースタン・バレー・ブッシュフェルトで覆われています。コチレドン・ペンデンスは、主に夏季に降雨がある地域の南向きの断崖絶壁に生育します。夏は暑く、冬は涼しく乾燥していて霜は降りません。降雨量は主に夏に発生し、1000~1250 mm(主に雷雨、10月から5月)の範囲です。植物は海抜300~400 mの高度で、裂け目にしっかりと根を張り、垂れ下がったマット(クリフハンガー)を形成します。

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名前の由来と歴史的側面
コチレドン ペンデンスは、2003 年にポール エムズとエルンスト・ファン・ヤールスフェルトが、2001 年 10 月にムバシェ川下流の崖を探検中に採集した植物から命名されました。これは、ヤールスフェルトによる崖に生息する多肉植物と多肉球根植物の研究の一環です。植物は切り立った崖で発見され、植物に石を投げて数本の挿し木が採取されました。この植物は、2003 年にヤールスフェルトが雑誌 Aloe [Aloe; Mondstuk van die Suid-Afrikaanse Aalwyn- en Vetplant Vereniging. Journal of the South African Aloe and Succulent Society. Pretoria] で命名しました。種小名のペンデンスは、垂れ下がる生育習性に由来しています。

コチレドン・ペンデンスは、南アフリカに生息するコチレドン属の 11 種のうちの 1 つです。南アフリカ、特に乾燥した生息地に非常によく見られるマンネングサ科 (ベンケイソウ科) に属します。コチレドン・ペンデンスは、垂れ下がった枝に小さな灰緑色の楕円形の葉と垂れ下がった鐘形の花を付けることですぐに区別できます。 コチレドン・ウッディー Cotyledon woodii Schönland et Baker f., 1902 と近縁ですが、垂れ下がった成長が緩やかで花序が分岐している点で異なります。コチレドン・ウッディーと同様に、花は単独で咲くことが多いです。コチレドン・ウッディーは、東ケープ州南部に生息する、高さ 1 メートルにもなる丈夫な木質の直立低木で、さまざまな生息地に生育し、時には崖にも生育しますが、木質は直立して成長し続けます。

成長環境
植物は垂れ下がった成長をしており、栽培されてもそのままなので、この急峻な生息地によく適応しています。垂れ下がった茎は、どんな裂け目に触れても根を張り、新しいクローンを形成します。灰緑色の多肉質の葉は粉状の花で覆われており、乾燥した生息地に適応しています。コチレドン ペンデンスは、目立つオレンジがかった赤い鐘形の花を咲かせ、タイヨウチョウによって受粉されます。

栽培
栽培するとよく育ち、霜が降りないか霜が非常に少ない乾燥した庭に最適です。窓辺やバルコニーに最適です。マット状に成長する植物で、その習性により浸食を防ぐのに役立ちます。枝がすぐに垂れ下がる急な土手でも育てることができます。ハンギングバスケットやコンテナでも育ちます。

暖かい季節に挿し木から育てるのが最適です。砂に植えて、日当たりの良い場所または半日陰の場所で湿らせておくことができます。根付くのが早く、選んだ場所や容器に直接植えることができます。砂に根付いた葉の挿し木から植物が育つこともあります。これはコチレドン属の植物の中では珍しいことです。


参考文献
Van Jaarsveld, E.J. & Van Wyk, A.E.. 2003. New cliff-dwelling Crassulaceae from the Eastern Cape: a new Cotyledon and two new Adromischus taxa from the Mbashe and Mzimvubu Rivers, South Africa. Aloe 40,2: 36-40.
Van Jaarsveld, E.J. & Koutnik, D. 2004. Cotyledon and Tylecodon.Umdaus Press.


エルンスト・ファン・ヤールスフェルト
Ernst Jacobus van Jaarsveld (1953-)

・カーステンボッシュ国立植物園
2009 年 8 月

3

この植物の発見者の文章の和訳を上記に乗せました。
エルンスト・ファン・ヤールスフェルト が崖の植物を研究しなければ今でも見つかっていない植物です。

彼の詳細に描いた自生環境を念頭に置いて、栽培環境を再現するようにすると凄く良くできます。なんと言っても花が大きなベル状で素晴らしいです。

3

私もペンデンス 栽培しています 屋内より屋外の方が圧倒的に良いですよ 半日陰 で風が通る場所が良いです 徒長したところから切って新たに土に挿しても発根すると思います植物の体力次第ではありますが鉢は底に穴のあるものが良いです それともう少し大きい鉢が良いと思います成長して広がってきたのもあるみたいですが日を求めて広がる事もあります まず外に出して風を当ててあげて下さい

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質問者からの返信

情報をありがとうございます!
本日早速徒長したところを切って別の容器の土に挿してみました
ひょろひょろしているので不安ですが、育ってくれたら嬉しいです
私のマンションはベランダに物を置けないため、できるだけ窓際で屋外に近い環境で育ててみようと思います。
また、本日早速少し大きめの容器に植え替えました!ありがとうございました!

2024/08/16 22:48

ペンデンス、プクっとした葉が可愛いですよね。  
日照不足で、先の方がヒョロっと間延びしちゃいましたね。  
根元まで切り戻して、よく日の当たる、とは言っても日射しが強い厳しい時期ですから、遮光下か、午前中3時間くらい日の当たる場所に置いて、頑丈に育てていくといいです(急に当てると焦げますから1週間くらいは徐々にあてていく)。  
 
カットした茎は挿してみて、気長に根が出て成長するのを観察したらいいかと思います。  
わたしも何度か挿し木をしましたが、わりと成長は遅いです。  
 
9月になったらもう少し大きめの鉢に、できれば水抜き穴がある鉢に植え替えてあげたらいいです。  
穴なしの鉢は管理が難しいです。  
冬は葉先が赤く色づいていっそう可愛さが増します。  
うちの放っておいてあるペンデンス、葉が落ちてしまって欠けていますがあまり気にしません。  
夏でも少し赤みが残っていて、可愛いです。

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質問者からの返信

可愛い写真もありがとうございます!
明日から午前だけ日が当たるように調整してみます!
そして秋を待たずに少し大きめな容器にお引越ししてしまいました…
穴がある容器にしたので、土が乾いたら水をあげるようにしてみます

挿し木もしてみたので、成長が楽しみです!ありがとうございました!

2024/08/16 22:54

コチレドンに限らず多肉植物やサボテンは室内栽培に向いていません。
まず風通しが大事で、ガラス越しでも日照不足になるので徒長します。
多肉に葉水も必要ありません。
なるべく風通しの良い屋外の朝日だけ当たるぐらいの半日陰に出し、適当な場所がないようなら遮光してください。秋涼しくなったら日当たりの良い場所に置きます。
狭そうなので秋になったら植え替えをしたほうが良いです。それと一緒に徒長したところを切って挿し木をしてみてください。切り口を乾かしてから乾燥した用土に挿すだけで簡単に根付きます。

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質問者からの返信

ありがとうございます!
室内栽培に向いていないのですね。屋外に置けない環境のため、可哀想なことをしてしまいました。
高さを出してできるだけ屋外に近い環境を作ってみます。
本日徒長部分を別の容器で土に挿し、本体はちょっと大きめの容器にお引越ししました。
秋を待たずにやってしまいましたが、問題ないことを祈ります…
ありがとうございました!

2024/08/16 22:52

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