1.―2021年4月4日―
真冬は室内に置いていたレウコトリカの子供たちですが、3月ぐらいから戸外管理に変更。まだまだ塊根の直径は~3mmくらいです。(大きさが分かるように写真に5mm四方の白い紙を置いてます)
葉が展開していないので、どこにあるのか分かりづらくてすみません。
この調子だと、開花するのはいつになることやら・・・。気長にやります。
※次回は8月ごろ更新します。
2.―2021年7月16日―
・・・えらいことになった。
まさか芽吹きから2~3ヶ月で、こんなに成長するとは。
3.―2021年7月16日―
2鉢ある内の1鉢。よく見ると、大きな葉を展開しているのと小さい葉のままのがいる。
株の大きさにバラツキが生じているようだ。来年は大きなものを摘出し、植え替えせねば。
4.―2021年7月16日―
2鉢ある内のもう1鉢。状況は別のと同じ。
どうやらこの植物、空中湿度が高いとよく育つようだ。
5月以降、夜間はダンゴムシ対策のため、蓋をして管理していたら急激に成長した。
5.―2021年10月17日―
前回の投稿から3ヶ月経過。
かなり密な状態に。来年の春先に植え替えしよう。
※大きさが分かるように5mm四方の白い紙を置いてあります。
6.―2021年10月17日―
2鉢ある内のもう1鉢。状況は別のと同じ。
※大きさが分かるように5mm四方の白い紙を置いてあります。
7.―2022年3月3日―
暖かくなってきた。
よく見ると新芽も出始めているので、そろそろ植え替えをしよう。
8.―2022年3月3日―
株を取り出して塊根の大きさ別に並べてみる。
大(直径10mm以上)・・・20株
中(直径5~10mm)・・・29株
小(直径5mm以下)・・・34株
83株ある事が分かった。また作業する時に、株の大きさにバラツキが出た理由も分かった。大きい株は、鉢の下の方から芽吹いた(土に根を下ろし栄養を吸収できた)もの。小さい株は大きな株の上に芽吹いた(大きな株に邪魔されて根を土に下ろせ難かった)もの。
9.―2022年3月4日―
植え付け完了。5~6cmの鉢に植えた。
あれ?株の数は83だったのに84鉢ある。
・・・、写真を見てふと思う。
だんだん園芸店みたいになってきた。
個人がこんなに増やしてどうするんだろう。
10.―2022年3月13日―
こちらは親株の様子。
毎日見てるからあまり実感が無かったが、改めて見るとだいぶ塊根が大きくなった。
新芽が2本伸びてきている。花、咲くか?
11.―2024年4月17日―
2024/04/17
長らく投稿していなかったこの育レポ。
実生株たちはかなり成長した。ただ、毎年夏場に塊根が腐るものが出てしまい、現在は29株になってしまった。
この植物、自生地では岩の隙間などに生えているようだが、多肉植物やサボテンなどのように、乾燥地帯に住む訳ではなく、それなりに水のある環境に生えていると想像していた。
そう思い、用土を粒度が細かくて保水性がある「球根用の培養土」をメインに、軽石などを混ぜて使用したのだが、この培養土により塊根の腐る株が続出したと思われる。夏の暑い時期に鉢内がいつまでも乾かず、蒸れて腐敗菌が繁殖し腐ってしまったようだ。
今年もすでに暑くなってきたので、もっと乾き易い用土にして植え替えようと思う。
12.―2024年4月17日―
2024/04/17
植え替え完了。鉢は3.5号のポリポットを使用。
また、用土は鹿沼土を3割、サボテン用土3割、腐葉土1割、古い土3割とした。また、表面1cmくらいは赤玉土(中粒)でマルチングしてある。さっそく水を与えたが、以前より水はけは格段に上がっている。水保ちも乾き易くなっているはず。
置き場について、今までは家の南側に置いていたが、これからは冬季以外は直射日光が当たらない家の北側、一般に「明るい日影」と呼ばれるような場所で管理してみる。風通しも良いので、ここなら真夏でも腐ることはないだろう、たぶん。
なお、この冬は初めて屋外での越冬をさせた。夜間は数時間ながら氷点下になる日もあったが、1つも枯れる株は無かった。
ただ、さすがに寒風が当たるとまずいと考え、「育苗箱」というケースにまとめて入れて、もう1つの育苗箱で蓋をした状態で、日向で管理していた。育苗箱は底がメッシュになっているため、蓋をしていてもわずかながら日差しが入る。
以前にも書いたがこの植物、経験上強い日差しを嫌う。この日当たりがちょうど良かったらしく、2月頃から芽吹きが始まっていた。
4年ほど育てている「シンニンギア・レウコトリカ(断崖の女王)」ですが、昨年種を付けたので、実生繁殖させています。親株は2020年4月末に花が咲いた記録はありましたが、播種した正確な日は記録がありません。
※表紙の写真は親株のものです。