四季の樹形が美しい欅を楽しむ

meika
meikaさん
植物名 ケヤキ
品種名 ケヤキ ニレケヤキ
地域 大阪府 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル 山野草・盆栽

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

四季の樹形が美しい欅を楽しむ

四季の樹形が美しい欅を楽しむ

作成日:2023/02/01
最終更新日:2023/11/17

 近くの公園に植えられたケヤキの樹5,6本。

 紅葉後の落葉寒木だけど、マンションや高層ビルにも借景となりうるいい樹たちである。勿論、
新緑や深緑にも、日陰となり緑の配色も癒しをくれる。

  • 種を蒔いたひこばえ

    1

  • 対生葉の葉柄の新枝を伸ばし枝を密にする。

    2

  • 【植替え・剪定】により箒の形に

    3

  • 小盆栽の紅葉はムツカシイ。

    4

  • 小盆栽の紅葉はムツカシイ。

    5

1.種を蒔いたひこばえ

四季の樹形が美しい欅を楽しむ 種を蒔いたひこばえ
2017年08月08日 ケヤキのひこばえ

「まぁ、ゆっくりと、箒仕立て(自然形)に育てよう」

写真は双葉から5枚の新葉が出て1,2枚残して芯止めをした写真です。
横枝の左右の葉は2,3枚(節)残してあるが、これは樹勢づくりのため秋まで延ばします。

2.対生葉の葉柄の新枝を伸ばし枝を密にする。

四季の樹形が美しい欅を楽しむ 対生葉の葉柄の新枝を伸ばし枝を密にする。
 この方法で小枝を伸ばしてはその数を増やしていきます。

唯、枝数は鉢の大きさや施肥の多少などの影響で節間が決まるので落葉後や枝の混み具合により、適切に透かし【剪定】します。

3.【植替え・剪定】により箒の形に

四季の樹形が美しい欅を楽しむ 【植替え・剪定】により箒の形に
 中々、思うようには進まないが、枝のシュート枝も活用し、透かし乍ら、自然の【箒形】に仕上げていきます。

4.小盆栽の紅葉はムツカシイ。

四季の樹形が美しい欅を楽しむ 小盆栽の紅葉はムツカシイ。
2023/11/17
 写真は、数ある『欅』の中から、紅葉のマシなのを選びました。
紅葉してくれそうですが、直ぐに、葉が枯れる新大阪の街中ですね。
置き場所・施肥・葉刈り・水遣りなど工夫するが、結果はよくないです。
やはり、ケヤキは【箒仕立て】が正解なのでしょうか。

5.小盆栽の紅葉はムツカシイ。

四季の樹形が美しい欅を楽しむ 小盆栽の紅葉はムツカシイ。
2023/11/17
 写真は、数ある『欅』の中から、紅葉のマシなのを選びました。
紅葉してくれそうですが、直ぐに、葉が枯れる新大阪の街中ですね。
置き場所・施肥・葉刈り・水遣りなど工夫するが、結果はよくないです。
やはり、ケヤキは【箒仕立て】が正解なのでしょうか。

開花期

収穫期

わたしの育て方

①盆栽で「欅(けやき)の箒仕立て」は、昔から実践されてきました。
②市販の出来上がった古木商品よりか、挿木や種蒔きで育て幼木からの小盆栽づくりを楽しみたいものだ。
③更に試案として、この【互生葉】の葉柄からの葉芽を伸ばしてハサミ1本だけの剪定で「箒」の形を自然樹形に表現制作したいものですね。
④ニレ科ケヤキ属に入っていた『エノキ(榎)』や『ムク(椋)』『クスノキ』の樹は【アサ科】に、DNAにより再編された。
これは、私ども昭和30年代、子供時代に空き腹に食したムクやエノキの実は結構、熟すると美味しかった思い出がある。
このことから、何となく理解できるのである。
ムクの果実などは、緑色の未熟実を米糠に容れて黒く熟してから口に入れたのも思い出すひとつである。
⑤『欅』『椋』『榎』もそれぞれのヒトとの文化を持ち、有益な樹だと思っています。
この樹の違いは、実や葉の観察で充分理解できますね。

「このケヤキ小盆を育てながらこの樹文化を楽しみたい。」
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