1.種入手
2023/3/8
種入手。
まだ播き時ではないので少し待ち。
2.種
2023/3/21
種近影。
2~3mmくらいで少し灰色がかった黒。
ピンセットで普通に摘まめて視認性もいい。
3.種播き
2023/3/21
少し早いが播いた。
2.5号素焼き鉢+多肉土。
特に腰水や殺菌などはせず、日に1~2回水遣りで湿った状態を維持。
7~10日程度で発芽するとの事。
4.発芽?
2023/4/7 - 17日経過
種播きの頃から案外気温が伸びず、また勇み足だったか、などと思っていたら反応があった。
芽と言うには妙に尖った、色の濃い緑のものが見える。
種が奥の方まで流れてしまって、実は結構伸びている疑惑もでてきた。
期待しつつ様子見。
5.遮光を貫通する
2023/10/28
2023/10/28 - 221日経過
4月に発芽し、すぐに暑くなって休眠し、また涼しくなってきた。
その玉扇だが、夏場に日陰に居てもなお強かった強光で焼けてしまったらしく、
生きてはいるが葉が赤くなって全然動きがなくなってしまった。
これは来春の回復を待つ感じだろうか。
6.色が変わる
2024/02/24
2024/2/24 - 340日経過
去年の秋頃から冬にかけては特に動きはなく良くも悪くもなっていなかったが2月も下旬に入り少し変化が。
4株あるうちの2つが赤色から緑色に変わり始める。
結構鮮やかな緑で、変化も徐々にというより気付いたら変わってたみたいな感じ。
これは復活の兆しか?
7.緑が戻ってくる
2024/05/17
2024/5/17 - 1年+58日経過
2月くらいに段々葉が緑に戻りつつあると喜んでいた。
あれからジワリと進行し、1株が深緑、1株が緑、残り2株がうっすら緑味が混じってきた、くらいになった。
やはり玉扇は真冬以外ずっと明るい日陰くらいがベターのようだ。
8.例の天窓付き物件
2024/05/17
2024/5/17 - 1年+58日経過
4株のうち2つに、例の「天井部分が窓になってる葉」が出てきた。
葉の途中をぶった切ったみたいな形状で断面風な所は凸凹している。
本来は株全体が土中で、この窓だけが土や石の隙間から見えている
みたいな生息の仕方をしているらしい。
園芸上は遮光する代わりに株を掘り起こしてしまう仕立てが多いけど。
わたしの育て方
■ 名称
学名: Haworthia truncata
和名: 玉扇
■ フィールドナンバー
GM313 Dysselsdorp, Western Cape, South Africa
■ 栽培環境
午前中、日の当たる窓際。
■ 水やり
春秋: 土が乾いたらやる。朝に。実績確認中。
夏: 土が乾いて+N日後に少量やる。夕方に。実績確認中。
冬: 土が乾いて+N日後に少量やる。日中に。実績確認中。
発芽時: 芽が出るまで湿り気維持。1日に1~2回程度。
■ 肥料
予定なし。
■ 病気と害虫
根ジラミ:加湿する。
カイガラムシ: 加湿する。ついてしまったら擦り落とす。
■ 用土と鉢
2.5号素焼き鉢。
多肉植物の土
■ 主な作業
水やり、鉢の移動&回転。
■ 方針
・ハオルチアは始めてなので慎重にやる。
・よくある葉が露出したスタイルで行く。
(現地では窓以外土中らしい)
・耐寒は比較的強いそうだが無茶はしない。
・耐暑が弱いらしく早めに室内入り+遮光に移行する。
・成長期でも長時間の直射日光で焼けるそうなので
様子見て弱めの遮光も視野に入れる。
・開花したら栽培成功とみなす。
ハオルチア・トルンカータ(玉扇) の実生をやってみる。
南アフリカ西ケープ州原産の春秋型多肉。
扇状の肉厚な葉と採光窓が特徴。とてもユニーク。
日本での育種が盛んで多くの亜種が存在するとか。
ただし、今回入手した種子は原種同士から採取したものとの事でむしろ野趣を楽しむ方向になるだろう。
ハオルチアは始めてだが栽培情報は多い方なので諸々調べて手堅くやっていきたい。