1.ポット苗
ホムセンの株、ネザーランド
2.密接した成長点
3.土を洗い落とす
ポット苗の場合、土に植わっている場合がある。土を残していると加湿されすぎて根腐れすることがあるため、全て洗い落として、根をほぐす。
4.小株ひとつめ
よく切れるナイフで密接した成長点の間に刃を入れる。
根をざっくりと切るのが大事。
5.切断面
6.株分け完了
メインの板付にする株には、芽がふたつある。
密接しすぎていて、切れなかった。
貯水葉の展開が早かった方を残し、遅い方の成長点は潰す予定。脇芽処理と同様のこと。
7.水苔をしいて板付
水苔を多めに敷いて、株を置く。
土台の水苔にはマグァンプKとサプリを入れておく。
水苔で囲い込むように盛りあげていき、結束バンドで仮止めする。きっちり締めるのは後にして、株を安定させると水苔か崩れにくくなる。
糸を巻きやすくなるので便利。バンドを隠すように水苔を盛っていく。
8.隙間がある
糸を巻き終えて、立ててみる。
板との間に隙間があり、株が安定していない。ゆらゆらしていると、成長の阻害にもなるのできっちり結束バンドで固定する。
9.固定した
隙間がなくなったのを確認して、結束バンドを切る。
10.水苔を盛りすぎた
貯水葉の展開にもよるが、高く盛りすぎて辺縁部の角度が板に対して急になってしまった。
貯水葉が巻ききれず、横から観た時に貯水葉の無い部分があるようになっては、見栄えが少し良くないので後ほど削るかも。
この板は成長用の使い捨てなので、本番の時に調整でも良いだろう。
11.苔玉と板付(育成用使い捨て)
2022/10/30
できあがった子たち。
苔玉は万が一の予備でもあり、室内環境で養生する。
板付は体力もありそうなので、外で管理。
最低気温10℃以下になる日だけ取り込んだり、密閉して対応する。
12.約10ヶ月後_01
2023/09/01
穴開きボードは湿気て腐敗し、保たなくなったので板を新調。
板替え時、脇芽が増えていたので3株に分け、あまり板を増やしたくないので2株は一緒にした。
貯水葉の展開も3枚目で、だいぶ水苔を覆ってくれた。
13.約10ヶ月後_02
2023/09/01
2株一緒にしたもの。重ねると片方が飲み込まれるので、水苔+ココヤシ繊維 を分けて板付。
水苔を少なくしてココチップを増やし、ココヤシ繊維で包んで落下防止にしている。水はけが良すぎるので水苔のみの板付より、水やり頻度が高い。およそ2倍の早さで乾く。
ビカクシダの初板付。
芽が多かったので株分けもしています。