1.種に傷をつけて発芽しやすくする
2023/05/17
写真の様にやすりを固定すると良い。豆が小さいのでつまんで前後に動かすのは難しいがヤスリは目が細かいほうが良い。
注意したいのは幼根の(白い斑点のように見える)を上にして
つまみ反対側の背中のひだを削る。中身の胚を削らないように薄く削る。
2.二日間、水温25℃に漬ける
2023/05/17
二日間、水温25℃に漬けておくが途中1回水の交換をする温度下降を補うため。
浸漬後は種が膨らんでくる(写真は浸漬前しわが寄っている)
3.種蒔き深さの設定 治具使用
2023/05/17
空芯パイプの10ミリ位置にストッパーを取り付け。心棒をパイプ先端で止メ、土中に差し込み心棒を抜き種を落とし込む。
種蒔き用の土がサラサラなのですぐに崩れてしまい深さの確保が
難しいので面倒だが確実にした。
4.発芽状況 テストロット(一部分)
2023/06/06
最終テストロットで発芽を確認 発芽期間の短い(5日)で幼葉の位置が55mmと高く軸も見た感じ太そうなのがあったのでこの株を育苗することにした。
開花期
収穫期
わたしの育て方
蝶豆の種まきに当たって事前の準備作業について
普通の野菜よりも手間が必要なことがあるのでまとめました。
1.種に傷をつけること。硬皮種なので傷をつけて発芽しやすくする事。
治具を自作、木製の台にダイヤモンド平ヤスリを固定して種の幼根の白い点を上に反対側背中のひだが下になるようにつまむ
薄く削り中の白い胚を削らないように直前で止める。難しいが
削りすぎないこと。(ジグ写真添付)
2.水に浸漬二日間
休眠状態から覚ますために行うといわれている。
今回は25℃の水を保温ポットに入れて途中1回交換した。温度下降を考慮して。
3.嫌光性発芽なので深さ1センチの穴を掘るが種まきの土が
サラサラなのですぐ崩れてしまうそこで写真のような空芯のパイプの1センチの位置にストッパーを取り付けパイプを差し込み孔から種を落とし込むようにした。ポット蒔き3粒とした。
(治具写真添付)
発芽率向上を目指して色々トライしてきたが特に種の事前処理が
必要なことが多いので確認した。
1.種に傷をつける(硬皮種)
2.二日間水漬ける(休眠覚醒)
3.深さ10mmに穴を掘り(嫌光性発芽)