1.ホトトギス鉢に白い粒々のような物が
9/16
ホトトギスの鉢に白い粒発見。白絹病の初期かもしれないので、取り除いて納豆菌沈澱物100倍希釈液(水1.5Lに15ml)を土にたっぷりかけた。葉の色が栄養不足で黄色くなっているように見えたので(本当にそうなのかは不明)固形肥料を与えた。
今ふりかえると、有機物肥料は入れない方が良かったのかもと反省しています。
2.ついに白いモサモサが…
9/20
ホトトギス鉢の1株の葉が全部黄色くなっていたので株下を見ると…ぎゃっ
やはり白絹病でした。
ベンレート2000倍をまいた。
日にちをあけてから納豆菌をまこう、と思っていたが我慢できず、納豆菌培養液の豆をブレンダーでなめらかにしたドロドロ液小さじ1を水50mlでといた液(10倍希釈)を株もとにかけ、他に罹患してないヤマホトトギス鉢2鉢にもかけた。
3.納豆菌20230920培養液
9/20
納豆菌培養液をペットボトルで仕込む。
カピカピになってチロシンも出た古い納豆1パック+ほんの少しの水飴(瓶に残ったどうしようもなかった残り物)を入れた水1.5L弱
『納豆菌20230920培養液』と呼ぶ。
4.仕込んで2日目、培養液を使いはじめた
9/22
2日経った納豆菌20230920培養液500ml+水道水約500ml(1:1)をホトトギス鉢などへかけた。
5.納豆菌20230920培養液原液を菌核へかけ続けた
9/25
納豆菌20230920培養液をホトトギス鉢の白絹病へめがけて毎日かけていた。
菌糸は無くなり菌核が茶色くなってきた。
菌核になってしまうと破壊するのは難しくなるかもしれないという不安があります。
6.ピンポイントでかける
9/27
ホトトギス鉢に納豆菌20230920培養液原液を罹患部へスポイトでかけた。
7.発見から10日経ちました
10/1
1株のみの罹患で、すっかり枯れていますが、広まったり他への感染は今のところない様子。抜かずにそのままにして観察を続けます。
8.60倍希釈液
10/2
納豆菌20230920培養液100mlを6Lじょうろで(60倍)で、ホトトギス鉢に葉にかからないように土へ目掛けて散布。あまりは庭へ土壌散布。
季節的におさまってしまったのかもしれないので、引き続き納豆菌液を散布し観察していく。菌核は数年生きるらしい。
9.ニーム木酢液500倍
10/6
ニーム木酢液500倍をじょうろで頭から全体へかかるようにかけた。
10.えひめAI400倍
10/7
えひめAI400倍(6Lに大さじ1)じょうろで、鉢類とアジサイに頭からかけた。
11.豆乳ヨーグルトホエイ原液とえひめAI100倍
10/13
朝、豆乳ヨーグルトホエイ原液をスポイトで菌核めがけてかけた。
夕方、えひめAI100倍(ペットボトル1.5Lに大さじ1)を株もとへかけた。
酸性の強い物などいろいろかけていて他の株への影響が心配でしたが、花も綺麗に咲かせ種さやも立派に膨らんできており白絹病の感染もありません。
12.引き続きホエイなど
10/14.15.16.17
豆乳ヨーグルトホエイ原液をスポイトで菌核めがけてかけた。
10/18
ホエイ無し
リキダス1200倍(6Lに5ml)をホトトギス鉢とギボウシ鉢へ
10/19 20
ホエイをスポイトで。
10/21
何も無し
10/22 23 24
納豆菌20230920培養液をスポイトで菌核めがけてかけた。
13.11月20現在
秋も深まり、その後は普通の水やりをしました。茶色い菌核は未だそのまま変わらずあります。破壊するには何か強い薬が必要なのでしょうか。
結局、蕾をつけたまま立枯れの状態で置いておきましたが、同鉢内で罹患したのはこの一株のみ。他に感染している症状もなく、元気に花を咲かせ、太く立派なサヤをつけています。
14.すっかり枯れました
2023/12/07
15.白絹病の状態
2023/12/07
茶色い菌核は相変わらずそのままです。
16.茎をカットしました
2023/12/07
冬を越して来夏どうなるのか実験のため、地際10cmくらいで切りました。病気にかかった株以外は全てふっくらとした種をつけていました。
種はいつもより大きい程です。いろいろな物を施したからでしょうか?
今年はこれで終了します。
鉢は完全に乾かさないように保管します。
また来年も引き続き見守っていきたいと思います。
17.2024年 春
2024/04/27
特に防寒せずにいましたが無事に芽を出してきました。
白絹病に悩む2023夏。
納豆菌、乳酸菌などでなんとかならないものか悪戦苦闘。
自然な物しか使わないわけでは無く、いろいろ試したい性分。化学薬品についても調べて使ったりしていますが、少々行き詰まりを感じています。
はじめに使った納豆菌培養液は、
納豆1パック、ケフィア粉末1パック(2.5g)、白神こだま酵母ドライG1パック(5g)、砂糖、ぬるま湯250ml
を混ぜて30℃くらいの場所に置いていたもの。丸1日発泡、落ち着いてから上澄み液を他の植物へ使った残りをホトトギス鉢へ利用。
園芸に使う納豆、ケフィア粉末、白神こだま酵母は全て冷蔵庫に放置してあった賞味期限切れです。ケフィア粉末はヨーグルトメーカーのおまけ。白神こだま酵母は赤サフの使い勝手の良さから使わなくなってしまいました。これらももったいなくて捨てらずどうにかしたかった物です。
次に作った『納豆菌20230920培養液』は納豆を水に溶かしてネバネバを使ってみました。