ベロニカ(ヘーベ)“グレース”。葉色変身の技。花は、青紫色に輝く透明魅力色。越年苗の開花如何に？。

23年11月中旬。園芸店で花の終わりかけたベロニカ(ヘーベ)“グレース”ポット苗発見、購入。6月初旬に購入したヘーベ“アステリズム”とよく似た風貌で葉色、花色異なる。25号樹木用鉢に、3株まとめて「地植え風」に植込んだ。ポットは、10.5普通サイズであるが、苗の仕立てが丁寧。根張りが良く、白根がしっかり根鉢を張っている。花がら摘み取り、裸の茎葉姿にすると、下方葉は緑色、先端は紫赤色に変わっていた。12月の夜温≒0℃。低温で多くの草花冬枯休眠した中、本種は半休眠状態維持。降霜降雪を経て、紫赤葉と緑葉を残したまま越年。24年新春を迎えて、「春隣り」も「雨水」にも春の気配感ずることなく休眠継続。3月初旬、「啓蟄」春暖と共に、生育開始。生ずる新葉は、紫赤葉と緑葉を継承しつつ緑葉が次第に多くなってゆく。新芽に紫赤色色素を表す植物は、バラ、ボタン、シャクヤクから洋蘭ポチナラ系赤色カトレア交配種によく見られる。生育初期の変身現象で、芽は柔らかく伸長力優れるが、害虫や軟腐病が着きやすい。消毒怠ると、全滅する。花は、美しいもの揃い。登録品種名UNGVE11で検索（転載）。登録年：17年、品種登録者：有限会社フジフローラ 、登録品種の育成者：HELMUT UNGER氏。登録品種の特性：樹姿は直立、樹高は中。幼梢のアントシアニンの着色は強。新梢の枝の色は赤紫。葉柄の長さは短、葉身の長さは中、葉身の幅はやや広、葉身の長さ/幅はかなり小。葉身の主な色はN137A。葉身の二次色の分布は覆輪及び主脈部、葉身の二次色は187B。葉身の三次色の分布は無、花序の着生位置は腋生。花序の形は三角形、花序の長さは中、花序の幅はやや狭、花序の花の粗密は中、花冠の色の変化の強弱は強、花冠の幅はやや狭、花冠裂片の表面の色はN87B、花筒部のがくに対する長さは同等、花筒部の外面の色はNN155Cである。とデーターベースに記載される。
名札説明（転載）。ベロニカ(ヘーベ)“グレース”
Veronica“GRACE”
耐寒性多年草。葉色変化が楽しい（紫：秋冬、緑：春夏）
季節によって変化する葉色が特徴です。晩秋から冬にかけて葉色がチョコレート色になります。鮮やかなブルーと濃緑～チョコレート色の葉とのコントラストが素敵です。
花期：春と秋
用途：鉢、コンテナ、花壇など。寄せ植え材料としても。
場所：日当たり～半日陰で風通しと水はけのよい場所。霜にあてないように注意。
水やリ：表土が乾燥してからたっぷりと。
肥料：春に液肥または置き肥を。
ガーデンジョイから最高品質の苗を
PVP：No.26193
登録品種名：UNGVE11
販売目的での増殖は禁止されています。
フジフローラ社