リシマキア(ほふく性)の挿木

sakaki_S
sakaki_Sさん
成功談
植物名 リシマキア
品種名 ペルシアンチョコレート
地域 埼玉県 場所 栽培形態 地植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 草花 ふやす(挿し芽など)

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

リシマキア(ほふく性)の挿木

リシマキア(ほふく性)の挿木

作成日:2024/04/23
最終更新日:2024/05/13

カラーリーフに魅了され、アジュガ、ヒューケラ、リシマキア、クローバーなどに傾倒中。
リシマキアは匍匐しつつ、脇芽が垂直に立ち上がってこんもりと茂る草姿もあって、ゆるめのグランドカバーに最適。アジュガほど密にはならないので、簡単に茎を曲げたり、しだれさせたり出来る良さがある。
増やして適地に配置したいので、挿木していきます。

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  • 栽培01_挿し穂

    1

  • 栽培02_親株

    2

  • 栽培03_挿木

    3

  • 栽培04_挿木の保湿

    4

  • 栽培05_露地に直挿し

    5

  • 栽培06_発根

    6

  • 栽培07_活着

    7

1.栽培01_挿し穂

リシマキア(ほふく性)の挿木 栽培01_挿し穂
2024/04/24
ペルシアン・チョコレート

春に日陰で徒長してしまった茎を、剪定したついでに挿し木します。
2節ほど残るようにして挿し穂をつくります。

2.栽培02_親株

リシマキア(ほふく性)の挿木 栽培02_親株
2024/04/24
徒長していた茎を切った後の親株。
石の間に生えているので土が少なく、締まって育っているはずですが伸びがちです。春秋の成長期に日陰にいるためでしょう。

3.栽培03_挿木

リシマキア(ほふく性)の挿木 栽培03_挿木
2024/04/24
ミニポットに4~7本、挿します。
挿し木する時は、1ポットに複数芽さすと成功しやすい印象です。

4.栽培04_挿木の保湿

リシマキア(ほふく性)の挿木 栽培04_挿木の保湿
2024/04/24
腰水だと腐りやすいので、容器にココチップを敷いて水を吸わせ、間接的に保水しています。上から全体に水やりするだけでOK。
根が伸びてくると鉢から飛び出してしまうので、時々鉢底を確認。

5.栽培05_露地に直挿し

リシマキア(ほふく性)の挿木 栽培05_露地に直挿し
2024/04/24
春雨の時期、梅雨時期には成功しやすいです。
ヘデラ、アジサイ、ヒューケラ、アジュガに続いて、リシマキアも露地にぶっさして成功してしまった経験があります。
ネキリムシの被害にあいやすいので注意していますが、「失敗してもいっか」と思いながらやるのが肝要です。もともと無謀なことをしているのですから。

6.栽培06_発根

リシマキア(ほふく性)の挿木 栽培06_発根
2024/05/13
水挿しの枝は、6日でここまで発根しました。
薄いリキダス(1000〜1200倍くらい)に浸してこれです。根は節から出ることが分かりましたので、節を埋めないと失敗するでしょう。

露地に挿したものは、頂芽が萎れたので切り、脇芽が伸びて活着しました。やはり強い植物です。容姿はミントによく似ています(十字対生)が、地下茎で増えないのが良いところ。低くカットすれば地際に、伸ばせば20cmくらいの高さになります。

7.栽培07_活着

リシマキア(ほふく性)の挿木 栽培07_活着
2024/05/13
20日間で、ポットの底から根が飛び出したので活着したと見なします。ポットから出してみると、全体的に白い根が。まだ痛みやすいので、すぐに鉢増ししました。

【屋外管理 環境】
平均気温:20℃程度
夜温:10℃以上
雨天:合計5日間。土砂降りはナシ。五月雨で濡れる程度。
置き場所:日陰(朝日だけ入る)

追記事項があれば更新しますが、一旦完了としますね。

開花期

わたしの育て方

耐陰性があり、匍匐するカラーリーフとして便利なリシマキア。種類は、

オーレア(ライトグリーン)
リッシー(黄色斑入りのライトグリーン)
ミッドナイト・サン(葉脈が浮き出る銅葉)
ペルシアン・チョコレート(マットな銅葉)

などで、リシマキアという名前の植物には直立性のものもあり、多いので混同に注意。

【配置・環境】
夏の直射日光になるべく当たらないよう、ヒューケラや低木、グラジオラスなどの間を這わせる。
花は強めの黄色らしく、景観に浮くようなら切り戻して葉だけ鑑賞する。

【用土・管理】
庭土で、乾きすぎなければ土質は選ばない。ネキリムシの被害を受けやすいので、株元や周辺の土中に薬剤散布。発見次第捕殺。
葉が見たいのでリン酸少なめに、観葉向き肥料で調整。ほとんど無施肥でもよく育つ。春秋は日陰で徒長しやすい。節間が間延びすると容姿が乱れるので、ほどほどに日が入ると良い。
耐寒性強、耐暑性普通。真冬は葉がそのまま、色が濃くなって残る。成長は止まるので、秋に理想の草姿へ整える。

【葉色の変化について】
日陰に長く置くと、濃緑に変化しはじめ、銅色がぬける。
明るい日陰や、2時間弱でも日が当たる環境ならば銅葉を維持できるので、朝日や西日だけを頼りにしてよい。
※オーレア、リッシーに極端な色の変化はない。銅葉品種のみ。

【反省点】
失敗を恐れて増やしすぎたので、ポット苗が余っちゃった……露地挿しが成功する植物は、逆に増やしすぎて困ることがありますね。
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庭、室内、ベランダ
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