1.株分けを決意(2024.05.03)
2.子株カット(2024.05.03)
レウィシアは基本的に植え替えする必要がないとのこと。
子株は大きく育ったり、親株の成長点が無くなると勝手に外れる事もあるらしい…ですが、挿し芽にするため親株はそのままで、子株だけを除菌したハサミで切り取りました。
子株は3株ありますが親株の葉に覆い尽くされていて、育っていたのは葉と葉の間を上手く伸びたこの1株だけでした。
3.切ったどー(2024.05.03)
もう少し株元で切りたかった…けど、これだけ余裕があれば、親株が傷付く事は無いので良いと思います!(前向き)
4.切除した子株(2024.05.03)
切り取った子株はちょっと面取りして断面を整えてみました。えんぴつ削りに少し入れたような感じ。
5.面取りの意味(2024.05.03)
具体的な説明が欲しい!!
と思い、絵を作ってみました。
そのままだと断面が乾燥して凹むのと、土が痩せた時に隙間が出来やすく、カビなどが発生しやすい。
面取りして凹みが緩やかになっている方が発根しやすい。
という事らしいです…。
(挿し芽するの初めてだから分からない)
根が出る場所を考えても、面取りした方が良いのかなぁ〜。と思い、やっておきました。
6.断面乾燥(2024.05.03)
雑菌に侵されないように切断面を乾かします。
本来は陰干しするところですが、そんなに乾かす必要性を感じなかったため、諸々の準備中に断面をササっと天日干し。具体的には10分ほど、気温は23℃くらいでした。
7.シナモンのパワー‼︎(2024.05.03)
発根促進剤を買いに行きました…が、園芸用品あるある、詰め替えただけの高いメーカーのしか売っていなかった…。
そんなに使う予定も無いので安いシナモンで代用しました。
業務スーパーで14グラム78円、容器代を考えると安いと思います。大袋で買えばもっと安いけどね…。
発根、抗菌効果に期待して、切断面にシナモンパウダーを付けます。ホルモン剤と違って、付け過ぎても枯れないのと抗菌効果を持つのが良いところ。
シナモン
発根ホルモン類似効果が有る(と言われています)
抗菌、微量要素を含むなど副次的効果にも期待できます。
余っても料理に使える。
発根促進剤:オキシベロン、ルートン
ホルモン由来の間違いない発根促進効果
メネデールにはホルモンが入っていないので、今回は除外しました。
8.親株を保護(2024.05.03)
レウィシア増殖時の大敵は雑菌らしいので、親株の切断面にトップジンMペーストを塗り殺菌しておきました。
塗らなくても良いけど、安心感を得られます🤗
桜の剪定で使っていて持っているので使いました。
子株を折り取ると親株が傷付き、最悪枯れてしまうので、切り取りが推奨されていました。
9.ポットにイン(2024.05.03)
鉢はプレステラ2号を使用。
用土はピートモス100%。
今回は発根が目的なので、酸度無調整の物を使います。
雑菌の繁殖を抑制し、豊富に含まれる腐植酸で発根を促す…計画です。
自立する程度に浅めに挿し、明るい日陰に置きます。
基本的に発根には水が必要なはずなので、受け皿には水を張り、底面給水で用土を常に湿らせておきます。
通常の用土で常に湿らせていたら腐るかもしれません。
無調整ピートモスのpHは3〜4ぐらいでしょうか、大体オレンジジュース(pH3.5)ぐらいの酸性です。例えば腐敗菌はpH5.5以下では生育が殆んど抑制されます。
これで雑菌対策は万全かな?
10.垂直化(2024.05.03)
…ふと思い出した垂直仕立てにします。
葉を立ててテープで固定、真下に向かって移動する植物ホルモン、オーキシンを根元に集中させ癒合、発根を促します。
思い付く限りの発根、抗菌策を講じました。
あとはお祈り〜🙏
そのまま挿し芽した場合の発根率は、2ヶ月待って3割ほど、3ヶ月でやっと5割だそうです。
発根促進剤を使うと2ヶ月で7割、3ヶ月で9割ほどとのこと。
2ヶ月以内に発根して欲しいな〜。
とりあえず2週間待ってみます。
初日から怒涛の10ページ消費 ʢ•ꇵ͡•ʡ
11.挿し芽から9日経過(2024.05.12)
テープ拘束が突破されていたので巻き直します。
12.内側(2024.05.12)
ついでに観察👀
成長点付近は問題無さそう。
13.9日経った断面(2024.05.12)
気になって抜いちゃいました😌
切断面の腐敗も無さそうで、経過良好に見えます。
14.追いがけ(2024.05.12)
抜いたついでにシナモンおかわり。
枯れ途中の葉は養分と水分として、完全に枯れるまで残しておきます。
元通りに挿しておきました。
15.挿し芽から15日経過(2024.05.18)
まずは外見。
特に問題は無さそう。
枯れ途中の葉は、先の方から本格的に枯れてきました。
根が無いからね…養分、水分として消費されているのでしょう…。
16.15日経った断面(2024.05.18)
次に枯れるであろう、1番外側の葉の付け根が赤くなっています。枯れます予告なのかな?謎🤔
断面に丸い形?が透けて見えています。
維管束というやつですよね…?
突き破って根が出てくるのかなー!?
根が出そうな雰囲気をビシビシ感じますよー‼️(願望)
写真が欲しいので、当たり前のように引っこ抜いて見ていますが、たぶんそっとして置くのが正解でしょう…。
今回はシナモンを使わず、元通りに挿しておきました。
17.挿し芽から18日経過(2024.05.21)
夜ですが…虫の知らせ的な?
根が出ている気がしたので、急遽引っこ抜いて見てみます!
だいたい気のせい🤗
外見から。
因果関係は分かりませんが、付け根が赤くなっていた葉が黄変し始めています。
18.18日経った断面(2024.05.21)
前回見えていた維管束っぽい丸いのが、切断面を突き抜けてトゲみたいに出ています‼️
これは発根です!…よね?
ノビロー ノビロー ๛ก(ー̀ωー́ก) と念を送り、
今回もそのまま元通りに挿しました。
思っていたより随分と早く発根してくれました。
明日、鉢を買ってこよう。
面取り、シナモン、ピートモス、垂直化、どれかが効いたのか相乗効果なのか、単に若い芽の発根力が高いのか、とりあえず挿し芽から18日で発根(と言って良いのか?)しました。
19.消費数(2024.05.21)
ここまでで使われた葉は4枚。
小3枚、中1枚でした。
20.ブチッ(察し)(2024.05.22)
植え付けなきゃ!
根を観察したいので透明な鉢を買ってきました。透明な鉢って全然売ってないのね。
鉢底穴が無いので穴あけしました。お菓子とか入ってるそのへんの適当なプリンカップで十分だった気がする…。
昨日の状態からさらに根が伸びているだろうし、水でほぐしながら抜かないとな〜と思っていたのに、やってしまいました!!😇
ブチッと言うイヤーな音と感触。
そこには昨日のトゲを失った子株がありました…。
いつもより抵抗を感じたけど抜いちゃったのです🙄
肝心なところで忘れていたー😭
もう抜かないから懲りずにまた発根してね!?
という訳で(切り替え早い)
日向土を敷き詰め、その上に今まで使っていたピートモスをばら撒き、シャワーを強めにかけて表層の用土を拡散、子株を挿しておきました。
鉢 : i-pot120、H100mm×φ120mm
土 : 日向土8、ピートモス2
最初からこのやり方で良かった気がする🤔
やらかしちゃったし、花が咲くまでレポートしたいので、過度な観察は控えて、後はのんびり更新しようと思います。
21.考察とお世話(2024.05.26)
挿し芽を回しながらハサミで面取りしたのですが、トゲの写真をよく見ると、面取りした時に出来た角からの発根が目立ちます。良い感じに角にオーキシンが集まって発根したのでしょうか。面取りの意味は有ったように感じます。
(o´・ヮ・`)σ ツンツン🌱しても動かなくなって来たので、無事に根を張り始めたようです。
お迎え1年目のレポート
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=26080
30.にある栄養成分表
を見てみるとカルシウムや鉄分の要求量が多そうに思います。
子株がたくさん着いた親株の成長点が消滅しているのを見るのは、この辺の栄養不足なのかなーと勝手に思っています。
カルシウム不足は新葉の展開遅れや、根の発育不良に繋がるそうです。
根があるのなら…!と思い、2000倍くらいでリキダスを与えてみました。
リキダスには3種の有効成分(コリン、フルボ酸、アミノ酸)と10種のミネラル(マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、マンガン、ホウ素、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、カリウム)が含まれます。
22.独り立ち(2024.05.29)
ブチッと事件から1週間が経ちました。
引っ張っても抜けなくなり、成長点付近の葉も成長しています。
今日から子株ちゃんは親株の膝下(日陰)を離れます。
調べてみたらシナモンにはオーキシンが含まれているんですね。
インドール酢酸は発根促進剤オキシベロンに含まれている物と同じです。
ナフタレン酢酸は発根促進剤ルートンのナフタレンアセトアミドからアンモニアを抜いたものです。
そんな訳で発根促進剤としての効果はあったものと思います。
ちなみに蜂蜜もオススメされていました。混ぜて使うと更に良いらしい。
シナモン
フラボノイドというポリフェノールによる抗菌と殺菌作用。
コリン、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、鉄、マンガン、ビタミンACEB6、亜鉛、銅、セレン、インドール酢酸、ナフタレン酢酸、etc
蜂蜜
抗生物質およびpH4程度の酸性によるウィルスや細菌類の抑制。
カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、鉄、マグネシウム、硫黄、塩素、ビタミンB2、B6などのビタミン類、たんぱく質、ペプチターゼ酵素、リパーゼ酵素、カタラーゼ酵素などの酵素群、シュウ酸、酢酸、ギ酸、etc
子株が生えたので株分け…もとい、挿し芽。
なるべく詳しく簡単に書いてみます。
調べても必要な情報がパッと出てこないレウィシア。
૮ * ᐕ)っ パッ‼︎
と出てきて助かる情報を一人で勝手に目指します。