1.チョウマメ01。ポット苗。25号樹木鉢に植込み。耐候性弱く、若葉萎化進み早朝霧カケ励行。
24年6月中旬、「入梅」前。園芸店に多数入荷しているポット苗、ひ弱でフラフラ姿。6ポット購入。25号樹木鉢に植込み。1ポット毎支柱立て。降雨前のフェン現象で熱暑連日。ハウス促成は、耐候性弱く、日中≒30〜32C゜、≒100,000lx の強烈日照に耐えられない。若葉の萎化進み、程なく枯れ落ちる。木陰移動したが手遅れ、夜間≒20〜22C゜降下に耐候性ある新茎葉発生を願い、雲霧林自生蘭の大好きな早朝霧カケ励行。これで不足なら、夕立つくりもやってみよう。
ポット苗=25号樹木鉢に植込み。1ポット毎支柱立て:24年6月16日撮影。
2.チョウマメ02。生気回復。菜園アーチ支柱にガーデニングマルチネット巻きつけ、倒壊支持。
6月下旬、「入梅」開け直前。当初、茎葉か細く、耐候性弱く、なんとも頼りない姿のポツト苗であったが、木陰移動して復調願い≒15日間、早朝霧カケ励行。その間、降雨、熱暑もあって適度な気象交替に鍛えられたのか、生気回復に転じた。生温かで湿っぽい日和が好きな雲霧林蘭と共通特性。これなら経験あり、復調できる。茎丈≒15〜18cmにヒョロヒョロ伸長。葉数≒6〜8枚箇所、元茎から蔓に変わる下部位置で摘芯、日焼けで痛んだり歪んだりの若葉全て削除。古葉だけで小さく纏まった。木陰から向陽位置へ戻す。仮支柱は活かしながら、キュウリとピーマン栽くりに用いている菜園アーチ支柱11-1.5mの十字組にガーデニングマルチネット100x120cm巻きつけ、倒壊支持設営。幼く、頼りなかったチョウマメくん。まだまだ細く小さいが、スタイルだけは既に長尺物。害虫はナメクジ、洋蘭に使っているSLUGmini-pelletsで簡易対策。
ポット苗=菜園アーチにガーデニングマルチネット巻きつけ、倒壊支持:24年6月29日撮影。
3.チョウマメ03。倒壊支持終わり、心は既にシンガポール国立蘭園に群れ咲くチョウマメの思い出へ。
8月中旬「お盆休み」に娘達夫婦が我が家名物「恒例焼肉大会」にやってくる。到着すると、真っ先に見に来るのが食卓ではなく、母へプレゼントに贈ってきたミニフジ、ブルージーン、ミニサクラ、ハイドランジア。何時までも自分の物と思って眺め、健全を確認して喜んでいる。ブルベリーは、既に収穫終わり。フェイジョアに成る実はまだ小さい。「恒例焼肉大会」はチョウマメに一役お願いしよう。10数年前、家族皆でシンガポール旅行に出かけた時、国立蘭園の芝生庭にチョウマメの青色群開を見た共通の思い出がある。宮崎マンゴーが往きつけスーパーに並ぶ。マンゴーを娘の夫に解体してもらい、娘にチョウマメの花から青色茶を作ってもらったらどうか。シンガポールの楽しかった思い出が蘇るかも知れない。
ポット苗=心は既にシンガポール:11年11月28日撮影。
チョウマメは、「バタフライピー」の名前でポット苗がアサガオと同時期に夏の園芸店に現れる。アサガオの様な存在感豊かな大輪花を掲げる訳でなく、青色花は美しいが小さく目立たない。以前、タイ国カンチャナブリやカオヤイの山地で見た、真青に染まるチョウマメの群開姿が記憶に残る。羊歯や里芋の生える平地には見かけること無く、雲霧林限定。名札に「つる性の植物で、暑さに強く、グリーンカーテンなどに最適です」と標記あるが、強烈熱暑を避けて蘭のような環境を好むと思える。あの美観を手元に再現できないか?。草体嵩張る割に花少なく、横広がりに空間占領、狭小庭園に馴染まない。立体的に抽ち上げれば、空間節約できる。多数花芽を得るため、ポット苗多数買えば良いのだが、店頭品はハウス促成らしく茎葉か細く、以前見たものとまるで別物。6ポットで我慢。キュウリ、ピーマンが強烈日照下菜園アーチ支柱に絡みつき、懸命に生きる姿に導かれる。とにかく始めてみよう。