1.ダニ太郎(年1回)
5月下旬、朝顔の葉が枯れてきてしまい何事かとよくよく見てみると、葉の裏に昔見たような記憶のあるすごく小さな虫ががいっぱいいました。。。
そこからそいつらがハダニだと知り、風で飛んでくることを知り、1匹でも増えていくことを知り、ほっとくと枯れてしまうことを知りました。
慌てて買ったのがダニ太郎(ビフェナゼート)です。
虫のミトコンドリア電子伝達系に作用して呼吸からのエネルギー代謝を阻害します。
ハダニ・サビダニの卵・幼虫・成虫いずれにも有効です。
1000倍希釈してスプレーしたところ、翌日には激減しました。
2.ヨクミール&テデトール
毎朝のお水やりのときに、葉の裏まで確認してガムテープでペタペタやっています。
ダニ太郎で駆除後しばらく経って、ハダニ、アザミウマが数匹みられたため増える前に対応しています。
3.カダンセーフ
6月の梅雨の晴れ間にハダニとアザミウマが増えかけたため、回数制限なく気軽に使えるカダンセーフを購入しました。
有効成分はソルビタン脂肪酸エステル。
デンプンで気孔を物理的に防ぐので耐性ができにくく植物や人間には無害で収穫日にも使えます。
葉水代わりに散布して、翌日には虫の数が減っていました。水道水の葉水よりは効果があると思います。
テデトール→虫が目立つときにはカダンセーフ、そんなにいないときは水道水をいれたスプレーで葉水しています。
4.オルチオン(年5回まで)
2024/07/18
最近、ハダニ、アザミウマ数匹、アブラムシ1匹を確認しました。
葉っぱがまた白っぽく抜けてきたので、本日朝顔、ガジュマル、サンセベリアにオルチオンを散布しました。
オルトラン(アセフェート、有機リン系)+スミチオン(フェニトロチオン、MEP、有機リン・有機硫黄系)。
虫の神経系に作用します。
いずれも人類を含め哺乳類には安全性が高く、だいたいの植物に薬害が無く、幅広い虫に使われます。
スミチオンは今いる虫に、オルトランは浸透移行性で今後つく虫に効果が期待されます(葉に散布だと効果持続は2週間程度か?)。
梅雨が明けてからの虫の発生を抑え込みたいです。
追記
散布後2日経ちましたが虫の姿をみかけません。強力!
5.朝顔before
2024/06/15
ハダニで葉がだめになり成長が止まり枯れかけてかろうじて花が咲いたときの様子です。
6.朝顔after
2024/07/15
1ヶ月後の様子です。
薄めのハイポネックス、リキダスを週に1-2回程度やりながら害虫対策を続け、やっとここ数日で新しいつるが伸びて葉が増えてきました。
がんばれ!
7.ベニカxガード粒剤(年4回まで)
2024/08/03
明らかな虫の姿は見えませんが、ぼちぼちオルチオンの効果切れの時期なのと留守の予定があるのとで、虫の発生予防目的でベニカ粒剤を撒きました。
ベニカの粒剤はクロチアニジンとバチルス・チューリンゲンシス菌が入っています。
クロチアニジンはネオニコチノイド系で神経伝達に関わるアセチルコリン受容体のアンタゴニスト。幅広い虫の神経系に作用します。
バチルス チューリンゲンシス菌の生芽胞及び産生結晶毒素。カイコやガの病気の原因菌として見つけられました。芽胞形成時に結晶性の殺虫性タンパクを作りそれを食べた虫の体内で消化されて殺虫作用を示すと言われています。チョウ目、ハエ目、甲虫目などに選択的に有毒で環境や人体に優しい生物農薬として長年使われていますが耐性を獲得した虫はほぼいません。
花が終わるまでもってほしいなぁ。
朝顔の本葉がでた直後にハダニにやられて枯れかけました。
ハダニの存在を初めて知りそれから害虫と農薬について勉強して試行錯誤しています。
いつ何をしたか記録をつけます。
薬について調べたこともまとめます。