1.冬越しした株からの新芽
2012-03-11撮影
2013年に撮影したものが無かったので、この写真だけ参考に2012年に撮影したものを載せました。
春3月無事冬越しし、紫色の元気な芽が出てきました。
2.挿し穂を採る前の状態です
2013-05-17
さし芽で次年につないで行きます。
挿し穂を採る前の親株です。
このような親株が3鉢に3株とプランター1個に2株合計5株あります。
3.挿し穂です
2013-05-17
親株5株で52本の挿し穂が採れました。
4.ゼフィーポット1個に3本挿しました
2013-05-17
ゼフィーポット1個に3本のさし芽をしました。
3本×14個です。
5.全部で52本挿しました
2013-05-17
ポットは14個まとめてプランターに入れました。
この他に鉢に10本まとめて挿しました。
6.発根チェックOKです
2013-07-03
鉢上げ前に発根チェック、ゼフィーポットを開けてみました。
発根状況OKです。
7.鉢上げ完了
2013-07-03
発根の悪かった3本を廃棄、鉢上げ完了。
ゼフィーポットは崩さずにほとんどそのまま植えました。
8.挿した株、親株共に生育順調
2013-08-19
日当たり良く、午後一時陰になる所に置いています。
鉢はビール瓶ケースを逆にしたものの上、もしくはこれに相当する網の上に置き、風通しは非常にいいです。
今までの写真は写真撮影用に移動した場所で撮ってますので、普段の置き場とは違ってました。
9.親株満開ピークを過ぎました
2013-10-23
親株3鉢はお嫁に出て、結局残ったのはこのプランター1個2株だけになりました。
冬越しして来年芽が出る3月~4月には1株1鉢(合計2鉢)に植え替え予定です。
10.今年の挿し芽株も花のピークを過ぎました
2013-10-28
今年の挿し芽株の鉢も5個ほどお嫁に出ました。
これが冬越しして来年の親株になる予定です。
茶色の7号鉢には挿し芽3本が植えてあります。
来年の芽の出方によってはこの鉢をばらして、1本1鉢に植え替え予定です。
開花期
わたしの育て方
★はじめに
『リンドウを買っても蕾が咲かないで枯れてしまう』という話を何人かに聞いたことがあります。この咲かない蕾は、ほとんどが蕾では無く、花が咲き終わった状態です。
リンドウは明るい日の光の下で花が開き、暗くなると閉じます。これを何度か繰り返し、やがて閉じたままになります。
花が咲く直前の蕾と、咲いた直後で閉じた状態はほとんど同じでこの区別は難しいです。
★栽培環境
日光が半日以上直接当たり(夏場は午後日陰)なるべく涼しく、水はけ、風通しのいい所。ビール瓶ケースを逆にしてこの上に置く。冬は地上にべたに置く。
★水やり
土の表面が乾いたらたっぷり(状況を見ながら2日に1回~1日2回朝夕、冬は1か月に2回)。
★肥料
骨粉入り発酵固形油粕大粒を1株に1個/月(3、4、5、6、9月)・マグアンプK(解説書通り)。
★病気と害虫
ヨトウ虫類対策にオルトラン粒剤1回/2月(3、5、7、9月)。虫の名前がわかりませんが、春早く新芽を食害されるので注意。
ヨトウ虫に地中に入られる前に、葉に着いている時に退治する方がいいです。
★用土
培養土には鹿沼小粒、赤玉小粒・軽石小粒・自家製腐葉土を1:1:1:1で混合。
さし芽用には赤玉小粒・鹿沼細粒を1:1で混合。
いずれも目の細かなふるいでかならず微塵を除去して使用。
★鉢
鉢表面から水分を蒸発させ、気化熱で鉢の温度を下げる素焼き鉢がおすすめです。プラ鉢なら底穴のなるべく多いもの、穴の少ないプランターは半田小手でたくさん穴をあける。
★主な作業
・摘芯(5月初旬6月中旬7月下旬計3回目標)
5月初旬2年目(3年目)の芽がのびて葉が10節(20枚)位になった時、7節と8節の間で切り、先の方を「さし芽」とします。これを摘芯1回目とします。残った方はだいたい5、6、7節目の葉の間からわき芽が出て,1本が3本になります。このわき芽が伸びて来たのを4節目の葉で切ります、葉だけでは無く、芯まで確実に切ります(摘芯2回目)。これをもう1度やると最初の1本は10本位になり花の数を増やします。8月中旬以降はやらない。
摘芯の位置及び時期は、わき芽を3芽出させる事を目標にします。
・さし芽(5月初旬)
商品名ゼフィーポット(ピートモスで作った小さな鉢)にさし芽用の用土を入れ、十分水をかけさし芽をさします。
約1か月で発根します。さした時は十分水をやりますが以後は少ししおれるまで水はやりません。1週間くらいは明るい完全な日陰におきますが、だんだん日に慣らていきます。この過程で少ししおれたら水をたっぷりやります。水のやりすぎは発根を遅らせ、芽を腐らせる事もあります。さしてから約1.5か月で鉢上げします。
すべてが理想的に行けば650のプランターに3本あれば来年の秋にはプランターいっぱいになります。
尚さし芽はゼフィーポットを使わずに、鉢やプランターにまとめて挿すこともあります。
☆☆☆☆☆☆
順調に行けば年々大株になり最初の挿し芽1本が4~5年で花の時期には12号鉢いっぱいになり、花数は150~200位になります。
同じように育てていても葉が黄色くなりだんだん弱って消えていく株もあります。
植え替えや肥料のやりすぎ、夏の暑さによる根の蒸れ等で根を傷めたのか、植物の生長に伴い根の周りの微量成分のバランスが崩れたのか・・・原因は良くわかりません。
葉が黄色くなった株は、根が腐り始めています。こうなった株の再生は難しいようです。
この為毎年挿し芽で新しい芽で、新しい培養土で次年に繋ぐようにしています。
葉が黄色くなる問題の解決を探していてこの趣味園を見つけました。
まだ解決されていません、どなたかこの問題に知見ありましたら教えて下さい。
★2014/06/20
葉が黄色くなる原因は肥料にあるようです。
ヒントは近くにありました。
母の菊の師匠の女性がリンドウを素晴らしく上手に育てています。
ここでは葉が黄色くなってダメになる現象は出ておりません。
最初はこのそだレポの原形でこの通りやったとおっしゃっていましたが、肥料はこの女性のオリジナル自家製菊用の乾燥肥料を使っています。
2012-10-24 改定しました。
2013-11-11 全面改定しました。
2014-06-20 追記
このリンドウは1995年頃(と思う)、妻が1鉢買ってきたものです。正式名も知りませんが、この花に魅せられて自分でも栽培してみたいと思い取り組み、ここ数年やっとなんとか育てられるようになりました。育て方はこのリンドウ1種類に限っての、私の我流(経験)です。間違った方法を採っているかもしれませんが、とりあえずこうなったよと言うことを報告します。正式名や間違い、もっといい方法ありましたら教えて下さい。