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柴田理恵さん 元気をもらう私の庭!

柴田理恵さん 元気をもらう私の庭!
黄色の楚々とした花を咲かせるキンミズヒキは、柴田さんの好きな花の一つ(撮影左:筒井雅之、写真提供:柴田理恵)

7年前から自宅の庭づくりを始めた俳優の柴田理恵さん。園芸研究家の杉井志織さんはそのお庭を月1回訪問し、一緒にすてきな空間を育ててきました。

5月21日(日)の「趣味の園芸」(Eテレ・午前8:30~)では、柴田さんのお庭に植えた植物など、その様子を紹介します。柴田さんの想いと杉井さんの工夫が詰まった庭には、植物を楽しむためのヒントが満載です。テキスト『趣味の園芸』5月号とあわせてご覧ください。

 

――"死の庭"を何とかしてと

杉井 今から6年ほど前、番組で柴田さんと共演した際、自宅の庭について相談を受けたんです。「家を建てる前からあった背の高い樹木が影をつくり、何を植えてもすぐに腐ったり枯れたりしてしまう。そんな仲間から"死の庭"といわれているうちの庭を何とかしてほしい」と。 

訪ねてみると、20㎡ほどの庭に、マツ、シイノキ、サクラなどが植えられ、なかには4mほどの大木も。枕木で囲った花壇は2カ所つくってありましたが、まだほとんど何も育てていないようでした。全体に、水はけのよい場所を好む植物が湿りがちなところに植えられていたり、日光を欲しがる植物が木陰で育っていたりと、植物の性質と場所が合っていない印象を受け、ご本人も何をどこに植えたらいいかわからないと困っていらっしゃいました。

 

――"映え" より尊い、居心地のよい庭へ

杉井 そこで、園芸店で柴田さんの好みや植えたい植物を聞きながら、最初に苗を選ぶことにしたんです。すると和風で楚々とした植物がお好きとのこと。舞台で家を空けることも多くこまめな世話をするのは難しいので、丈夫であまり手間のかからない日本原産の種類や宿根草を選び、それぞれの適した環境に植えることに。人が手をかけることで"映える"景色をつくるのではなく、植物が自分の力で育つ居心地のよい庭にしようと相談しました。 

今では数多くの植物がのびのびと育っています。柴田さんも時間があれば庭に出て、緑と過ごす時間を満喫されているようです。

(『趣味の園芸』2023年5月号より一部抜粋)

 

俳優 柴田理恵(しばた・りえ)

富山県出身。数多くの舞台に立つかたわら、ドラマや映画、バラエティー番組などにも多数出演。忙しい合間をぬって過ごす庭での時間や、収穫したハーブなどを調理するひとときを大事にしている。

柴田理恵オフィシャルブログ 柴田理恵人生劇場 Powered by Ameba (ameblo.jp)

 

園芸研究家 杉井志織(すぎい・しおり)

庭の植栽設計、花壇管理、花壇ボランティア運営の指導、イベントなどで活躍。柴田さんとは2016〜2017年にかけて放送された趣味の園芸「遊ガーデン12か月」で共演。以降、月1回庭を訪れる。

 

▼放送予定

「趣味の園芸」柴田理恵 元気をもらう私の庭!

放送 5月21日(日)午前8:30~8:55 Eテレ

再放送 5月24日(水)午後1:05~1:30 Eテレ

趣味の園芸 番組ホームページ(NHK)>

※特別番組などにより、放送が変更・休止になる場合があります

 

▼この号に掲載されています

202305e_01.jpg

『趣味の園芸』2023年5月号

バラを楽しみつくす大特集をお届け。厳選品種50、はじめてでも安心の育て方、印象的な庭をつくるコツ、原種と育種の深い歴史...ありとあらゆる角度からバラの「楽しみ」を詰め込みました。注目特集は四季咲きクレマチス。稲垣吾郎さんの「グリーンサム」第2回も。

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