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ベストシーズン到来! 春のタネまき5つのいいこと

ベストシーズン到来! 春のタネまき5つのいいこと
(撮影/田中雅也)

小さなタネから芽が出たときの喜び、日に日に成長していくワクワク感、花が咲いたときの達成感は、タネまき園芸ならではの醍醐味です。3月3日(日)の「趣味の園芸」(Eテレ・午前8:30~)は、園芸研究家の島田有紀子さんに、春のタネまきについて教わります。テキスト3月号とあわせてご覧ください。

 

春のタネまき5つのいいこと

 

春まき一年草のタネまきの適期は、その地域のソメイヨシノが散るころから7月上旬までと長く、数日から2週間程度で発芽し、気温が上昇する中で旺盛に成長していきます。

そのため、春まきは秋まきに比べて育苗期間が短く、初心者でも失敗が少ないというメリットがあります。

 

1.好みの品種が選べる

花苗では市販されない草丈の高い品種や珍しい品種も、タネなら店頭、通信販売、インターネットなどで入手できます。

 

2.苗を買うよりお得

タネ袋にはタネがたくさん入っていて、花苗を買うよりお得。例えばマリーゴールドなら、1袋25~45粒入りで200~300円です。

 

3.植えどきを逆算して苗づくりができる

日数を目安に逆算してタネをまけば、欲しいときに新鮮な苗を植えることができます(3月号48ページ参照)。

 

4.失敗してもまき直しができる

春のタネまきは7月上旬までできるので、失敗してもまき直しができて初心者でも安心です。

 

5.まき方のアレンジができる

多粒まきでぎゅっとかわいらしくつくったり、高性品種を小ぶりに仕立てたり、まき方を工夫して好みの姿につくることができます(3月号53ページ参照)。

 

島田有紀子(しまだ・ゆきこ) 園芸研究家

広島市植物公園勤務ののちフリーランスに。ペラルゴニウム、ベゴニア、変わり葉ゼラニウム研究の第一人者。鉢花、草花をはじめ幅広い植物の栽培に精通。タネまきも大好き。園芸の基本的な技術や知識を初心者にわかりやすく解説し、園芸の楽しみを伝えている。著書に『12か月栽培ナビDo 花苗をふやす』など。

 

▼放送予定

「趣味の園芸」春はベストシーズン!タネから育てる草花

放送 3月3日(日)午前8:30~8:55 Eテレ

再放送 3月6日(水)午後1:05~1:30 Eテレ

趣味の園芸 番組ホームページ(NHK)>

※特別番組などにより、放送が変更・休止になる場合があります

 

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『趣味の園芸』2024年3月号

手軽に花いっぱいが叶う「一年草」の魅力を大特集! この春おすすめの30選、買い方&育て方、タネまきから始める方法、秋だけじゃないコキアの楽しみ方など、ぎゅっと詰め込みました。「憧れを咲かせる 青い花」では、青色の花を活かしたガーデンのつくり方やブルーデージーを取り上げます。稲垣吾郎さんの「グリーンサム」は最終回。

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