観葉植物の栽培を始めるなら今がベスト!飾りたい場所に合うサイズを意識して選ぼう
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室内に潤いと安らぎをもたらしてくれるグリーン。しかし、いざ「これぞ逸品!」を求めて種類を選ぼうとすると、意外と迷いがち。『趣味の園芸』7月号の「今旬グリーン最前線」では、そんなみなさんの参考になるよう、サイズ別におすすめの観葉植物を掲載。定番から注目の種類まで、カッコよくて育てて楽しい品種を、観葉植物栽培のトップランナー杉山拓巳さんが厳選してくれました。
大型サイズの観葉植物は、リビングの主役に!
7~10号以上(直径21~30cm 以上)の大型サイズの観葉植物は、1鉢置くだけで、部屋が一変。リビングなど大きな部屋に置くのがおすすめ。選ぶ種類によって、スタイリッシュな雰囲気になったり、ふんわりやさしい演出ができたり。葉の形、色、株姿のおもしろさにこだわって。
フィカス・アルテシマ 斑入り
やや肉厚の葉に黄色い斑が入る。明るい室内では葉は鮮やかな黄色、暗いと緑色が濃くなる。ビギナーでも育てやすい。
観葉植物の栽培を始めるなら今がベスト!
熱帯·亜熱帯地域生まれの観葉植物は、夏が生育期。販売店でも、この時期ならではの生き生きとした姿の株を確認しながら、選ぶことができます。入手後も、植物が自宅の新しい環境になじみやすく、栽培のスタートにはうってつけです。
選ぶときは「ほしい植物のイメージ」をしっかりもつことが大切。とはいえ、姿も大きさも完成した株を入手してしまうと、あとは維持するだけに。少し小さめの未完成の株から始めて、室内の雰囲気に合わせて育てていくのも楽しいものです。
室内に飾る観葉植物はどんな大きさに育つか、考えておくことが大事。7月号では置き場に合ったサイズ別に、育てがいのある種類を厳選していますので、参考にしてください。
観葉植物はぐんぐん育つ。80%のサイズで迎えて、自分好みの完成形につくり上げるのが醍醐味!
(撮影/田中雅也)
教えてくれた人/杉山拓巳(すぎやま·たくみ) 熱帯植物栽培家
愛知県で熱帯植物の生産を行う。SNSで栽培に関する情報を発信中。最新テクニックを盛り込んだ『NHK趣味の園芸 観葉植物 パーフェクトブック』が大好評!
『趣味の園芸』2024年7月号 サイズ別「ほしい!」が見つかる 今旬グリーン最前線 より
▼この号に掲載されています
観葉植物と仲よく暮らすための大特集! ずっと美しく育てていくためのノウハウやレスキュー法、サイズ別おすすめ品種や、お手本となる暮らし方も紹介。夏の環境が変わりつつある今、秋に花を楽しむアサガオとヒマワリの新提案、「猛暑に勝つ」「グリーンサム」では真夏の園芸アドバイスをお伝えします。年々人気が高まっている南半球プランツの栽培のコツも。