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タネまき適期は今!ダイコンを畑で、プランターで育ててみよう

タネまき適期は今!ダイコンを畑で、プランターで育ててみよう
(撮影/栗林成城)

白くて長いダイコン、まっすぐに育てるにはコツがあります。プランター菜園では根が短いミニダイコンを保冷バッグで育ててみましょう。9月1日(日)放送の「やさいの時間」(Eテレ・午前8:00~)は、畑とプランター、それぞれでのダイコンの栽培方法を紹介します。テキスト8・9月号と、あわせてご覧ください。

 

【畑で!】白く長いダイコンを上手に作る秘けつは?

 

●30cmの深さまで耕す

土の中に根が伸びる過程で土や堆肥の塊、小石などがあると、途中で根が分かれる「叉根(またね)」になることも。深さ30cmを目安に土をよく耕し、塊を細かく砕き、小石を取り除いて根がスムーズに伸びるようにします。

 

●肥料のやりすぎに注意

根のまわりの肥料が多すぎても根が養分を求めて枝分かれしてしまいます。元肥の肥料の分量を守ることが肝心です。

 

●とりどきを逃さない

青首ダイコンは、タネまき後約60日で収穫可能。とり遅れると、中に空洞ができて風味が落ちたり、根が割れたりすることがあるので、品種ごとの適期を逃さないように収穫します。

 

【プランターで!】保冷バッグでミニダイコンを作ってみよう

 

今回紹介するのは、保冷バッグを活用したミニダイコンの栽培法。断熱効果の高い保冷バッグは、地温の上昇を防ぎ、中の銀色の部分は光るものを嫌うアブラムシ予防の効果も期待できます。

 

●保冷バッグの準備

栽培に使用する保冷バッグは、容量20~25L、深さ30~40cmで、自立できるマチつきのものを選ぶのがポイント。根が深くしっかり張るように、底と側面に排水用の穴をあけ、水はけのよい環境で育てるのがポイントです。

 

放送とテキストで詳しくお伝えします。

 

教えてくれた人/加藤正明(かとう・まさあき)

体験農園「百匁の里(ひゃくめのさと)」園主で、野菜作りの達人。『やさいの時間』番組当初より栽培管理と講師を務める。『かゆいところに手が届く!野菜作り達人のスゴ技100』(NHK出版)など著書多数。

 

講師/深町貴子(ふかまち・たかこ)

園芸家。神奈川県生まれ。「植物の育て方を知るより、育ち方を知ろう」が信条。柔軟な発想で手軽で自分らしい野菜作りができるヒントを提案する。『深町貴子のプランター菜園BOOK』(NHK出版)など著書多数。

 

▼放送予定

「やさいの時間」 選 プレミアム〈ダイコン〉

【放送】9月1日(日)午前8:00~8:24 Eテレ

【再放送】9月3日(火)午前11:05~11:29 総合テレビ

【再放送】9月7日(土)午前6:00~6:24 Eテレ

*2012年8月26日、2012年9月16日の放送の再構成です

 

▼この号に掲載されています

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『やさいの時間』2024年8・9月号

【秋野菜は今が始めどき号】ダイコン、カブ、ハクサイのタネまき、植えつけ適期は、8・9月です。漬物文化と切っても切れない関係のこの定番野菜を、知って、育てて、漬けて、楽しみつくしましょう!「しづか&太陽のベジ・ガーデン」ではケール、テーブルビートに挑戦。「さすてな菜園プランター」はチンゲンサイ&パクチョイ、茎ブロッコリー&リーフチコリーを育てます。「里山菜園 有機のチカラ」では、"耕さない"ダイコン栽培を伝授します。

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