ご本尊で秘仏の千手観音像がご開帳されている西国三十三所第12番・岩間寺(ぼけ封じ近畿十楽観音霊場4番)を参拝した後、信楽まで足を延ばして、ぼけ封じ近畿十楽観音霊場5番の玉桂寺をお詣りした。信楽高原鉄道の踏切を渡ると道が狭く、対向車が来ると大変なので、車が来ても問題がなさそうな空き地に車を置いて、歩いてお寺に向かった。
その道すがら、アキチョウジがたくさん咲いているのを見かけた。アキチョウジは、以前によく見かけたものなのだが、最近は見ることがなくなり、とても懐かしかった。古い時代に中国から帰化したフジバカマの近縁で、同じくアサギマダラがよくやってくる在来種・ヒヨドリバナも付近に咲いていた。
その細い道を車で進めば、お寺の広い駐車場に通じることは参拝時にわかったが、田舎の道は歩くに如かずで、お詣りをしたご褒美ということだろう。
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