こんにちは担当Kです。
フクジュソウの花は、日が昇って暖かくなると花が開いて、日が沈んで寒くなると閉じる特徴を持つ花です。これは、春先は気温が高い晴れた日の日中しか、送粉昆虫が活動できないことや、悪天候の日に花を開いて大切な花粉を失わないための植物の生きる知恵です。
しかし、エスカルプラザ館内で展示いているフクジュソウは夜間も全開に開いていました。
エスカルプラザ館内は夜間でも10度以上は保たれているので、温度が保たれれば、花は開き続けるのだと気づきました。
フクジュソウの花は照度に対して反応しているのではなく、温度に反応しているのだと確認できました。
植物は動物に比べて動きが少ないのでどうしても「生き物」としての意識を感じづらいですが、こういった気づきが、「生」の気づきになります。
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こんにちは。
返信する興味深く拝読致しました。
私は英国在住で、きのうの日記に次のようなものを載せました。
> Oxalis versicolor(通称 candy cane sorrel)
毎年冬の間何ヶ月も沢山咲きそうな蕾が有るのですが、気温が高くないと咲かないので、冬の間はそのまま耐えています。
うちの中に持ってくると冬でも夜でも弾けて咲きます。
自然に任せると、うちでは今頃やっと綻び始めます。
フクジュソウが同じ性質だとは、新鮮に響きました。
これからも、お話を楽しみにしております。
コメントありがとうございます。
フクジュソウもオギザリスも春の花、なかなか興味深いですね!
ちなみに私は、水生植物のスイレン、ハスが好きなんですが、これらの開閉のしくみも気になります!
これから花の季節になりますね!
植物園の話題から少しコアな植物の話まで載せていけたらと思っております。
よろしくお願いいたします。
白馬五竜高山植物園 担当K
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