ichanさんの園芸日記

公園のヌスビトハギ

2021/09/11
公園のヌスビトハギ 拡大 写真1 公園のヌスビトハギ 拡大 写真2

近くの公園に繁茂しているヌスビトハギが咲き始めた。
秋の七草のひとつであるハギに比べて花が小さいので、見た目にパッとしないし、繁殖力があるので、うちの庭には侵入してほしくないなあ。

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みんなのコメント(2)

今晩は。それはヌスビトハギの帰化植物版で、アレチヌスビトハギというかと思います。ヌスビトハギは日陰に生えるのですが、それは日向に生えて、どんどん生息域を拡げています。見つけたらぜひ根元から刈り取って下さい。といっても、丈夫でまた生えてきますが。
今日私は20本ほど枝を折り取りました。

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こんばんわ。
ご指摘のとおり、これはアレチノヌスビトハギのようですね。区別点の一つは、果実の付き方。在来種のヌスビトハギでは通常5-7㎜の半月形をした実が通常2つ連なってでき、その継ぎ目はくびれている。この様子を「泥棒の忍び足の足跡」に見立てて、その名が付いている。これに対し、北米原産の非意図的帰化植物・アレチノヌスビトハギは7㎜ほどの実が4から6個つながっており、くびれが目立たない。どちらも鉤状の毛があり、いわゆる『ひっつき虫』となって、移動する点は共通する。ヌスビトハギは、マメ科ヌスビトハギ属、アレチノヌスビトハギは、1940年に大阪で見つかり、1994年頃のDNA解析からマメ科シバハギ属として分離された。ほかにも複数の近縁帰化植物種があり、いずれも『ひっつき虫』として注意。環境省の『生態系被害防止外来種リスト』では『その他の 総合対策外来種』となっており、分布を広げないようにしなければならない。
地上部を刈り取るだけでは駆除できず、地下の太い地下茎まで抜き取る必要があり、酷くなればほかの植栽に注意しながら、ラウンドアップのような吸収移行型の非選択型除草剤散布も考えねばならない。
ということで、庭で見つかるようならば、早めに処理しましょう。

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