ichanさんの園芸日記

コアジサイってさわやかな匂いがするんだ

2022/06/24
コアジサイってさわやかな匂いがするんだ 拡大 写真1 コアジサイってさわやかな匂いがするんだ 拡大 写真2 コアジサイってさわやかな匂いがするんだ 拡大 写真3

6/23、吉野の白屋岳(標高1177.0m)に登ってきた。この山は、吉野川のダム建設によって湖底に沈んだ旧丹生川上神社上社のご神体で、移転した現神社前から雄姿が見える。その山に知る人ぞ知るコアジサイの群生地がある足ノ郷から登った。
登山自体は吉野杉の植林帯の作業用林道を3-40分登った後、少し急な山道を10-15分ほど登ったところに山頂があり、吉野川をはさんだ対岸に大峰山系の山上ヶ岳、稲村ヶ岳、大普賢岳などが見える絶景の地だ。

これまでコアジサイの咲く山道を何度も登ってきて、あまり匂いはしないものと思っていたのだが、このあたりにはさわやかな香りが漂っていたので、認識を改めた。
ちなみにこの場所は、対向車の行き違いが難しい狭い林道を車で20分ほど登っていった先にあり、付近には普通車3-4台で満車となる駐車場しかない。

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みんなのコメント(3)

こんにちは。

山登り歴は長いのですか?
私も以前、山歩きをしていた頃があったのですが、友人の他界を機に足が遠のいてしまい、それきり。

静寂に包まれた森は、安堵と畏怖が入り混じったような、不思議な気分になりますね。

コアジサイの山道。
素敵な景色をありがとうございます。

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コメントありがとうございます。
昨日の白屋岳では平日ながら、2名の登山者とお逢いしました。どちらも女性の単独行者で一人の方はいかにも山登りをしに来たという感じの方、もう一人は私と同じく花を見に山登りに来たという方でした。花好きの方とは、この場所の良さやほかの場所のお花の情報交換などでしばし時間を過ごしましたが、こんな時間が持てるのもやめられないところでしょうか。

私自身はこれまで山岳部のようなところには入ったことはありませんが、六甲山を背景にした阪神間で過ごしたこともあって、親父に連れられ、10歳くらいから山登りをしているので、すでに50年を越えています。六甲山にも昔はサギソウやセンブリなどが結構生えていて、そんなことを知っている最後の世代かもしれません。2010年頃に肺を悪くしたのと最近の筋力低下などであまりに厳しい所には行きませんが、春から秋には季節の花を見に行くことにして、①3-4時間で登り切れること、②原則日帰りなどを条件に、毎週のようにどこかへ出かけるようにしています。有名どころもそこそこ登りましたが、まだまだ隠れた良い所があるので、とりあえず70歳くらいまでは楽しもうと思っているところです。

友達と登っておられて、一人残されるとなかなか再開しずらいでしょうが、お近くで気楽に行けるところがあれば、またそれは楽しいかと思います。まずは"無理をせずに"というところでしょうか?
と言うことで失礼します。

コアジサイの香りに関しては、六甲高山植物園が"アジサイによく見られる大きな飾り花がないため、他の種に比べてとても小柄ですが、代わりに甘い香りを放ち、花粉を運んでくれる昆虫たちを誘います"と書いている。BOTANICA、六甲山ビジターセンター、植木ペディアなどにも香りの記述があった。
当初は、"あれだけあるから香りが分かるのかなあ"と思ったのだが、そうでもないようで、次からは山道でコアジサイと出逢ったときの楽しみとしよう。

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