1.屋外ではまだ発芽の適温が維持できないので
室内で、ペチュニア工房の横を間借りして播種した。もちろん種蒔き用土は表面だけで、下は普通の無肥料の培養土だ。種蒔き用土高いからな!
灌水し、底面吸水もセットして、安物植物育成ライトを灯した。安物はダメだな、暗い。
好光性種子につき、覆土はしない。約25粒入りの種子だったが、サルサマリンのみ+10粒、他は+5粒だった。トレーに2~3粒ずつ蒔いている。
2021年3月13日
2.発芽第一弾かな
極小すぎてピントが合わせにくいと申しますか、手ぶれして満足に撮れない。双葉で1mm強のサイズ。ペチュニアの発芽時の方が圧倒的に大きい。
ペチュニア工房で育てているので、適温20度でなく、25度あるので多少心配しているが、芽吹かないと言うことはなさそうでひと安心。しかし、発芽はまだまだこれからだろう。
2021年3月21日
3.参考まで
今朝は十数本芽吹いた。写真は「マーブルピンク」だったっけ?ペチュニア以上に小さい御姿をご覧下さい。
ちなみに、まだトレーの蓋はとらない。もう少し生えそろってからだ。徒長するようなら外すけれど。
2021年3月22日
4.トレーの蓋を外す
だいぶん芽が出てきたが、まだ50%くらいだろう。生えそろうには約3週間程度かかるらしい。蓋をしていると湿度が高いし曇るので、外してLED光を余すこと無く浴びられるようにする。
相変わらず大きくても横に2mm程度で写真では見えないが、見えるくらい大きくなったら次のページに移動したい。
なお、本日はじめて3-3-2の有機液肥1000倍希釈+鉄力あくあを霧吹きで与えた。
2021年3月26日
5.やっと本葉が覗き始める
ペチュニアの芽吹き直後くらいまで…幅5mm近くまで成長してきた。普段は霧吹きで灌水しているが、つい面倒で小さな如雨露でやったら、盛り上がった水と泥の下に埋もれて何株か見えなくなった。
私が悪いんですが、手間のかかる植物やなー。知らないうちに「いいね」がわりと溜まっているから、枯れるまではそだレポを放り出すわけにもいくまい。
亜リン酸液肥1000倍希釈を灌注した。
2021年4月2日
6.あまりの成長の遅さに飽きる
大きくなってはいる。ペチュニアのように「みるみる大きく」でないので気分が中だるみ中。固形肥料として「グリーンキング」を施した。
また、いちおうのカビ病予防にBT剤「インプレッションクリア」も散布した。
2021年4月14日
7.遅いものの順調に育ってきてはいる
6枚目の葉がのぞき始めたので、そろそろポットに移植するときだ。7.5cmのポリポットを用意した。トルコギキョウは長期戦なのでジフィーポットでは耐久性に難がある。
たくさん芽吹いているように見えるが、高温ロゼット、夏の猛暑による枯れ、冬の寒さによる枯れ、と淘汰され、残る物がどれほどあるか…。
毎週1000倍希釈で液肥を与えている。
2021年4月29日
8.2時間かかったがポットに移植
以降外で栽培する。根が傷んだので、例によってサカタ ネイチャーエイドを混ぜて灌水。
長期戦が予想されるので、ポットもジフィーで無く、サカタ Yポット7.5cmを採用。よくある中心に穴がひとつのポリポットでなく、小さめの穴が中心を囲むようにぐるりと3つ空いているので、根が飛び出しにくい。しかも、底の形状が平らで無いので水切れも良い。
あまりにも小さい苗は棄てた。
2021年5月2日
9.一見順調である
しかし、30度くらいになると高温ロゼットを発症して成長が止まるものが出てくると思われる。すでに閾値の25度はある。
ただ、出来ることは何もないので、梅雨が明けたら1日2~3時間日が差す程度の場所へ移動させる。本日殺虫・殺菌剤散布。
2021年5月15日
10.ようやく、縦にも伸び始めた
ときどきナメクジに襲われたり、主犯不明のポット天地返しなどを喰らったりもしたが、まずまずではないだろうか。隔週で殺菌剤も散布している。肥料は液肥を毎週(※濃度は通常の半分)灌注している。
蕾が出来るまでの時期は原産地でも雨期のため、この時期(長い期間だが)乾燥させてはならない。乾燥させると、「高温ロゼット」でなくとも以降成長が止まる恐れあり。
2021年6月5日
11.丈10cm超えるものも現れ
だいたい丈10cmで5~6節程度になるので、(現存する)本葉6対目付近で摘芯する。写真は摘芯前。全体の2/5ほどで、残りは成長に準じて摘芯する。
多湿を嫌う植物ではあるが、蕾が出来るまでは多湿気味で良い。完全に乾燥させると成長が止まるのは開花後の切り戻し時も同じで、切り戻し直後に灌水しないと、下部から次の良い芽が出ないという。
2021年6月13日
12.ポット増しを行う
根が底から飛び出し始めたので、現在の7.5cmポットから、10.5cmポットに移植。2株成長不良で脱落させた。5節前後で順次摘芯を行っている。肥料は液肥を毎週与えている。
成長不良株は、丈が伸びていなかったので、「高温ロゼット」だったのかもしれない。
2021年6月27日
もう1トレー、いっぱいのがあるわ。
13.摘芯後2週間ほどで
活発に分けつを始める。基本1枝に1輪咲かせるべきであるので、枝数が多いことが花が多いことに将来繋がる。惜しむこと無く、摘め。
2021年6月28日
14.丈20cmに届かないが
ちらほら蕾が付き始めた。1枝に1輪であるべきなので、ダリアのように側蕾を摘んでいったが、この状態ではまだ小さくて苦労する。もう少し待てば、それぞれが伸び始めるので摘蕾しやすくなるだろう。
立ち枯れも2本ほど出ているし、摘蕾は勿体ないと思うかも知れないが、なぁに、全部でまだ40本はあるのだから、気にする必要はあるまい。
2021年7月11日
15.⑭の段階での摘蕾は難しかったので
写真くらいになってから摘蕾することにした。こちらの方が当然楽で失敗も少ない。
一方で、ちらほら立ち枯れというか、先端が枯れてしまうものが出てきている。
2021年7月14日
16.「はるか」「サルサマリン」開花中
それはいいんだけどさ、丈がまちまちで全体を写すと全く綺麗でない。さらに、朝・夕・晩は閉じているか半開きで、くそ暑い昼間しか開いていない(ので気付くのに遅れた)。
暑い中一眼を出したくなかったのでスマホでサっと撮ったらピンボケ、ツァイスのロゴが泣くぞXperoa1Ⅱ。気が向いたら後日差し替えますが、日曜日以外昼間に居ることがないので絶望的かも。
2021年8月1日
17.「マーブルピンク」も咲いたけど
八重咲きはこんなもんなのか、もう少し開くのか…?「F1サマーウインド」も見事ではないけれど咲いてはいるが、⑯の縁取りがよりブルーなだけでそっくりだ。品種のチョイスを誤ったかもしれん。
ほか、チラホラ枯れたり、上部のみ枯れる株がでてきている。育て方が拙いのだろうが、暑くて農薬と水やり以外は放置なので…。また、蕾から開花までは灌水を減らすらしいが、加減が不明。
2021年8月9日
18.誠に恐れ多き事ながら続行不能で中止
最後の反省点。8月花期は水を少なめとのことであったが、毎日カラカラになるため毎日灌水していた。その後の大雨+長雨で約1/3ほど枯れ、1/3ほど倒れてしまった。雨に当てないよう深い軒に入れたものも日照不足で枯れたと思われるもの多数。
5月からの月75~80時間の「自主残業」と休日週1状態が続き、連日睡眠時間が4~5時間で私が限界を迎えたため、木・球根・根茎植物を除き灌水以外の面倒がみれなく中止。
19.残った10株ほどをひっそり育てていた
だいたい2年で枯れる。最後にパッと咲いたよ!これで1株。
2022年7月23日
花が綺麗だから種を買った。種蒔きからは難しいなんて知らなかった。流行の八重よりシングルが好みだ。
これは失敗の記録である と思う。