【作業が楽しくなる園芸道具ガイド】土の再生 ふるい
最近、元気がなくなってきた鉢植えの植物があったら、もしかしたら土が原因かもしれません。鉢植えの土の状態を知ったり、土を再生したりするには、ふるいを用いると便利です。ふるいの使い方について、岡本直樹(おかもと・なおき)さん・由香里(ゆかり)さんに教えていただきました。
土の再生に必要な道具のポイント
● 根やゴミなどの大きな物だけでなく、細かな土も取り除くにはふるいを使う
● 網を交換できるタイプのふるいなら、選別するものに合わせて使い分けられる
● 作業スペースをできるだけ汚さないための工夫を
土の再生で役立つ園芸道具
ふるい
揺り動かして、粒の大きさごとにえり分けることができる道具です。網目を交換できるタイプなら、ねらったサイズだけを選別できます。一番、目の細かな網を使うと、古い土のみじんになった土を取り除けます。
てみ
物を集めたり、運んだりできるだけでなく、ちょっとした作業場にもなる、なにかと便利な園芸作業の"キラーアイテム"。古い土をふるう場合は、鉢から直接てみの中に土を入れれば地面や床が汚れず、楽に作業ができます。
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ビニールシート
ベランダやコンクリートのたたきなど、汚したくない場所で作業する際はビニールシートがあると便利です。2~3m四方あれば、こぼれずに余裕をもって作業にあたれます。レジャーシートのような厚めの生地なら破れる心配もありません。
(撮影:田中雅也 撮影協力:直香園芸)
★『趣味の園芸』テキスト連載「園芸道具ガイド」第12回では、ふるいの使い方やお手入れについて詳しく紹介しています。
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